牛蒡の収穫始まる

10月中旬より、牛蒡の収穫が始まっています。

栽培期間が一番長い牛蒡は、6月に播種し、5ヶ月間の栽培期間を経て、いよいよ収穫時期を迎えました。
8月末の台風10号の影響で、強く激しい風で秋田フキのような大きな葉が振り回され葉が傷んでしまいましたが、平年通りの牛蒡が収穫されています。
収穫の少し前に牛蒡の葉を刈り取りして、収穫しやすいようにしています。

右隣の畑は、来春に収穫する牛蒡です。当園では、秋収穫の牛蒡と越冬して春に収穫する牛蒡畑があります。

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トラクターに装備されたバイブレータ付きの大きな爪で、地中の牛蒡を掘り起こし収穫してゆきます。

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10月末になると十和田湖の紅葉も終わり、寒々しい景色になります。
この日の気温は、日中でも4℃。吐く息も白くなります。
しかも、午後からは冷たい雨が降り、何枚も厚着していても寒い・・・(T_T)

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収穫された牛蒡をサラダで戴きました。シャキシャキした歯応えと牛蒡の良い香りでとても美味しく戴きました。

今、製造している「野菜スープ」は、採れたての旬の野菜で作っていますので、今が一番新鮮で、滋養と活力に溢れています。

 

2016年11月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

採れたて野菜プレゼント

毎年恒例の「採れたて野菜プレゼント」の出荷を行いました(10/21)

普段、野菜スープを飲んでおられるお客様に、当園で無農薬・有機栽培している野菜スープの原材料「大根・大根の葉、ニンジン、ゴボウ」を実際にご自身の目と舌でお確かめ下さい・・・と言うプレゼント企画です。
今年も沢山の応募があり、抽選で20名のお客様に「採れたて野菜」をプレゼントする事が出来ました。
(今年は野菜がめちゃくちゃ高いので、平年以上の応募があるかと期待していましたが、いつも通りでしたね~)

プレゼント内容です。

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・葉付き大根
・おでん用大根
・薬味用大根
・赤い大根(紅化粧という品種)
・ニンジン
・ゴボウ
・紫ニンジン
・金美ニンジン
・ミニカボチャ
・新米あきたこまち天日乾燥米(特別栽培農産物)

これを全て入れるとヤマト運輸さんの140サイズ(20kg以下)になりますので、届いた方は、びっくりするほどの「大きさと重量」に驚かれると思います。

野菜の収穫適期に合せ収穫していますので、前日までに収穫した野菜もありますが、主な大根、ニンジン、ゴボウなど全て朝採り野菜です。新鮮さが違います。

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珍しい赤い大根は、生サラダや酢の物に使います。

早速、プレゼントをお送りしたお客様より「お礼状」が届いております。
どの野菜の香りが強く、とっても美味しいとの感想です。社員一同、1年の苦労が報われる嬉しい感想を沢山頂きました。ありがとうございます。

また、同じ野菜を普段お世話になっております管理栄養士の木村先生に届けたところ、ご自身で作られた料理の写真を送って頂きました。本当にありがとうございました。

大根葉の煮びたし・・・お客様からも大根の葉を頂けるのが嬉しいとの事が沢山寄せられました。緑黄色野菜ですごく栄養価の高い「大根の葉」・・スーパーで切り落とされているのはもったいないですね

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2種類のニンジンとゴボウのキンピラ

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大根のステーキ

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おでん大根の天ぷら・・・大根をおでんとして煮てから表面の水分を取って、天ぷらにして揚げるそうです。外はカリカリ、中は柔らか大根という面白い食感だとか・・・今度作ってみます。

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大根の鶏肉の煮物

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ニンジンのピクルス

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当選されたお客様はどんな料理で野菜をご賞味頂いたのでしょうか(^^)

このプレゼント企画は、毎年行っております。来年のご応募をお待ちしております。

2016年11月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

脱穀作業&色選機がけ・・・新米販売開始しています!

9月末に稲刈りを行い、太陽と爽やかな秋風でじっくりと自然乾燥させた稲穂の「脱穀作業」が10月17日から行われました。

平年であれば2~3週間で目標の水分含量16%に到達するのですが、今年は秋雨前線の停滞、日照不足により、23日目にして脱穀を行う事が出来ました。
収穫時の籾米の水分含量は、22~23%位と言われています。それから、じっくりと自然乾燥し、16%まで乾燥が進みました。
秋風の吹く晴れた日もあれば、曇り、秋雨の日も多く、ようやく脱穀が出来た~って感じです。

下のはさがけ写真は、前日の写真です。雨が続いていたので、田んぼに水が溜まってるのが見えます。

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前日にはさがけにブルーシートで覆い、朝露が付かないようにしておいているので、8時半から脱穀作業をスタートしました。
この日もパッとしない曇り空・・・でも、けっこうな重労働なので、涼しいくらいが丁度良く感じます。

脱穀作業では、はさから下ろした「稲穂」を脱穀機に投入し、稲穂と籾米を分離させます。
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下の写真は、脱穀後に出てきた藁(ワラ)をとっている様子です。コンバインの後ろにあるのが籾袋をのせた運搬車です。

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集めた藁は、10ずつに束ねて、運搬車にのせてゆきます。
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大量に藁が出ますが、藁切りカッターという農機具で細かく裁断され当園のたい肥作りの材料として使います。

昔ながらの「天日乾燥」と機械火力乾燥との大きな違いは、急激にお米を乾燥させないことです。
通常の火力乾燥では、短時間の内に高温で22~23%あったお米の水分含量を15%以下にしますので、どうしても食味が落ちたり、風味が落ちてしまいます。(通常食べているのは火力乾燥米ですが・・・)

当園の「あきたこまち天日乾燥米」は、昔ながらの天日乾燥でじっくりとゆっくりと乾燥させますので、風味が損なわれません。また、稲穂の油分がじっくりと米粒に伝わってゆきますので、艶々さが違います。
どうしても、低農薬・化学肥料を最低限に抑えた「特栽米」ですので、米粒は少し小さめかもしれませんが、炊きたての白さと艶やかさが違います。

脱穀した籾米は、「籾摺」を行います。籾摺とは、籾から籾殻を取り除いて玄米に仕上げる工程です。ここで、通常であれば出荷出来るのですが、当園では「色選機」にかけて、着色のある玄米やカメムシ被害のあった斑点米を取り除く作業を行い、綺麗な玄米に仕上げます。今年は、この地区ではカメムシ被害が多く出たと聞いていますが、色選機で斑点米を取り除いています。

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是非、天日の力でお米本来の旨みが凝縮された「あきたこまち天日乾燥米」をご賞味下さい。

7年連続「秋田県特別栽培農作物」認定の「あきたこまち天日乾燥米」は、当園への電話注文(0120-17-4181)や当園ホームページ、ヤフーショッピングで発売しております。

「あきたこまち天日乾燥米」の販売はこちら(しらかば農園ホームページ)

「あきたこまち天日乾燥米」の販売はこちら(ヤフーショッピングしらかば農園店)

2016年11月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤