一週間前の菊芋畑の様子です(8/8撮影)。
日本列島を横断し、各地で甚大な被害があった台風5号が日本海に抜け、9日3時に温帯低気圧になる前日です。この日は、朝から農場全体にガスがかかり、モヤーっとしている感じが分かると思いますが、とても寒い日でした。(この日は、夏大根の収穫日)
菊芋の背丈は1.5メートルほどに達しています。これから3メートルほどまで成長します。
次の写真は、7月28日に撮影した菊芋畑です。
この頃で背丈は、まだ1メートルに達していません。わずか10日ほどで、60センチは伸びている事になりますね。
さらに遡り、7月11-13日までの3日間で行われた「草取りと土寄せ作業」の様子です。
菊芋の周りの雑草を立鎌で除草し、土寄せしています。
土寄せは、株もとに周辺の土を寄せる作業で、強い雨や風などで株を倒れにくくする目的以外にも、根野菜の緑化防止や雑草が生えるのを防ぐ・排水性を高めるなどの様々な目的がある大切な作業です。
昨年は岩手県で大被害があった台風10号(8月30日)の強風で、大部分の菊芋が倒伏してしまい、収量に大きく影響が出ました。
土寄せは行っておりましたが、予想をはるかに超える強風でした。
今年は種芋を深植えし、成長に応じて土寄せを繰り返して行っていますが、昨年のような強い台風が通過するとひとたまりもありません。
今のところ、順調に菊芋は成長しています。
台風の到来で強風による被害がないように祈る思いで栽培管理を行っております。