台風21号通過後の菊芋畑の様子

西日本を中心に各地で甚大な被害があった台風21号。秋田県では5日の夜中に秋田沖を通過しましたが、地元鹿角でも収穫を迎えた桃やりんごが落下、大きな農業被害がありました。

当園での台風被害と言えば、平成28年8月31日の台風10号(初めて台風が東北地方の太平洋側に上陸し、岩手県宮古市の老人施設での被害が大きかった)で、菊芋が強風で倒伏したり、根元から折れてしまうなどの影響があり、収量が半分になった苦い思い出があり、今回も心配でたまりませんでした。

下の写真は、9月3日の菊芋畑の様子です。
順調に成長し、背丈は2メートルを越していました。

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台風通過後の様子です。
風が強く当たった前列側の倒伏が多かったのですが、ほとんどの菊芋が倒伏した2年前の台風の時よりは倒伏する菊芋が少なく、ホッとしています。
強風に煽られ、根っこごと浮き上がっているのが分かります。

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台風に備え、林に囲まれた場所で栽培しているのと、土寄せをしっかり行っていたので、倒伏被害が少なかったのかも知れません。
しかしながら、今年は台風が多い年ですので、11月の収穫まで本当に気が抜けません。
菊芋栽培では、9月末~10月初めに小さな菊のような花を咲かせ、晩秋に収穫予定です。

2018年9月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤