「雪の下 菊芋」の収穫作業(1日目)

新年号の発表があった4月1日から「雪の下 菊芋」の収穫作業が始まりました。
昨日(3/31)、低気圧や寒気の影響で東北地方各地で雪が降りましたが、野菜スープ製造工場のある秋田県鹿角市では、数センチ程度だったのですが、秋田県と青森県の県境の十和田高原「田代平農場」では、10cmは積雪がありました。

久しぶりに田代平農場に来てみて、圧倒的な雪の量に驚くばかり・・・これでも、農場担当者は3月下旬から大型ユンボを使って、春収穫する菊芋の圃場の除雪作業をしていたのですが、この雪です。

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各地で桜の便りが聞こえてきて、満開の様子をテレビで見ていたのですが、やはり、2メートルを越す積雪量がある田代平農場はハンパないです。

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右上の遠くに見える山々が「八甲田山脈」です。

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菊芋の収穫は、大型ユンボで土の中から菊芋を掘り起こし、拾い集めます。
晩秋の収穫の様に、トラクターで収穫機を使うのとは訳が違います。寒さの中で土の下から菊芋を掘り起こす作業は、手がかじかんでかなり大変な作業です。

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菊芋は雪解け後にすぐに芽を出してしまうので、雪の下から掘り起こすのですが、きっと全国でもここまでやっている所はないと思います。
芽が出ていない新鮮な菊芋を収穫するには今の時期しかありません。

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越冬した菊芋は、晩秋収穫するものより甘みが増して、とっても瑞々しく感じます。

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降雪もあったため、予定より捗りませんでしたが、大きな菊芋が収穫出来ています。
収穫作業はあと三日間は掛り、菊芋に付いた粘土質の土(泥)を乾燥させた後にブラシで土を取ってからの出荷になります。
全国から「春収穫する菊芋はいつ出荷になりますか?」とのお問合せが多数来ていますが、もうしばらくお待ち下さいませ。

 

2019年4月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤