冬越し牛蒡の収穫が4月末から始まっています。
本日(5/6)で二回目の収穫です。
午前は汗ばむほどの陽気でしたが、午後からは一変。雷を伴った強い雨で作業中断となりました。
菊芋の収穫作業(4月初め)から3週間が経過し、ようやく畑の雪も消えて、いよいよ牛蒡の収穫となった訳ですが、作業中断2日間や雨で延期になるなど、あまり天候に恵まれていません。
トラクター後部に取り付けられた掘り起こし用の爪を深く畑に差し込み、牛蒡を土から掘り起こします。爪にはバイブレーションで振動を与え、土から牛蒡を掘り取りしやすくしています。
昨年の晩秋に採れた牛蒡より、長さ、品質共に良い、大きな牛蒡が収穫されています。
収穫作業中でも牛蒡の香りが漂います。採れたての牛蒡は瑞々しく、牛蒡本来の香りが強い感じがします。
牛蒡サラダにして食べてみました。シャキシャキとした食感で美味しかったですよ。
牛蒡の収穫作業は5月中頃まで続きます。
5月の野菜スープの製造には、採れたての冬越し牛蒡が原材料として使われます。冬越しで少し甘みがあるかも知れませんね。
農場に向かう林間道路の様子です。道路脇には残雪があります。(5/6撮影)
ようやく山桜が咲き始めた感じです。
また、農場へ向かう林道には水芭蕉の群生が見れる場所があります。まだ、苞(ほう)が開き始めですが(桜に例えるなら5分咲き(!?)程度)、この群生が道路脇から山手の方に広がり、とても綺麗なんです。
この水芭蕉の群生地から車で5分程度で農場に到着します。
春牛蒡の収穫時期は、山桜と春を告げる水芭蕉が見頃を迎え、農場へ向かう間の楽しみの一つです。
今週末の収穫で農場に向かう際には、苞(ほう)が大きく開いて、咲き誇る水芭蕉を見れる事でしょう・・・。