ゴボウ、大根畑の草取り作業

今回は、前回のゴボウ畑の草取り作業の続きと、大根、葉大根畑の草取り作業を行いました。

種まきの時期をずらして、収穫時期が重ならない様にしています。ゴボウ、葉大根、大根は順調に生育しています。

 

ゴボウ畑の草取り作業風景。

日差しがあり暑いですが、当園農場の中で比較的高い所に位置している為、適度に風があり時々涼しさを感じつつ作業を行いました。

細かい雑草が多く根も張っている為、手間がかかりますが広いゴボウ畑の草取り作業は無事に終了しました。

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こちらは、大根の畑になります。畝(ウネ)の間は機械で除草耕をしています。

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立鎌で丁寧に草取り作業を行います。

今回の大根の畑は、ゴボウ畑に比べて低い所に位置しており、風がほとんど吹かず蒸し暑い中での作業となりました。

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大根は順調に生育しています。

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こちらは葉大根の畑になります。葉大根は葉の部分を使用する為の品種で、実の部分はあまり大きくなりません。

立鎌を使い、丁寧に作業を行います。午後になり少し曇ってきたものの、蒸し暑さは変わらず、汗をかきながらの作業となりました。

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葉大根も順調に生育しています。

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今回は三か所の畑の草取り作業を行いました。午前中から昼すぎにかけて日差しがあり、午後からは雨雲が接近し雷の音が何度も聞こえました。1日を通して蒸し暑い中での作業となりました。

作物は順調に生育していますが、畑にとっては、もう少し雨が欲しいところです。

 

 

 

2014年6月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 佐藤M

水稲栽培 中干し期間中です!

今朝の天気は、快晴。朝8時半時点の気温は、21度で爽やかな風が吹いていましたが、最高気温が27度まで上昇する予報です。
秋田の梅雨は、カラ梅雨で有名です。6月中は今年もあまり降りませんね~。

6月の水稲栽培は、地温を高めるための浅水による水管理、畦畔草刈り、雑草対策、そして6月下旬からの「中干し」です。
「中干し」とは、目標とする穂の数とほぼ同じ数に株分かれしたら(有効茎数の確保)、田んぼの水をすべて抜いて土を乾かす事によって余分な茎数を抑える栽培工程です。

この時期は、どんどん茎数が増えてゆきます。この茎数が増えてゆくことを分けつと言いますが、有効茎数を確保したら、即座に分けつを抑える事で、大粒で美味しいお米を生産することが出来るのです。
また、中干しすることで、稲の根に有害な土の中での有機物の分解から出るガスを抜いて新鮮な空気を入れ、根の張りを促進させます。
こうして、しっかり中干しを行うことで、倒れることのない、健康的で丈夫に根が張った稲を育てます。

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中干しの目安は、田植え後35日頃と言われていますが、稲の発育状況、天候によって変えてゆきます。
当園のあきたこまちの場合、1株辺り20本の茎数を確保出来たら、中干し開始のタイミングになります。
今年は、田植えからの好天で分けつも良く進み、早めの中干しが出来ています。稲も健康的で力強い感じがします。

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中干し開始直後の田んぼの様子です。
低い所にまだ水が残っていますが、落水させていますので、これからどんどん日干ししてゆきます。

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田んぼも全て真っ平ではないので、高いところでは水はけも良いため、すでに土壌が乾いて、ひび割れしているところもありました。
田面に足跡が沢山ついていますが、前回行った手作業による除草作業時の足跡です。今のところ、雑草もなく、いい感じで除草されています。

中干しの期間は、天候にもよりますが、2~3週間ほどで、田面に亀裂が生じ、軽く足跡が付く程度が標準的です。
しらかば農園の場合は、「はさがけ」による天日乾燥を行いますので、通常よりもガッチリと固く田面を乾かします。

今年は、冷夏が予想されますので、早めに有効茎数を確保し、しっかりと中干しさせるなど、早め早めに栽培工程を進めるようにしています。梅雨が長引き、中干しが出来ない年もあったりしますので、天候に合わせた栽培管理を心掛けています。

2014年6月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

ゴボウ畑の草取り作業

今回は、ゴボウは畑の草取り作業を行いました。

水田の草取り作業から数日後の作業という事もあり、足腰の痛みや筋肉痛が癒えない状態での作業となりました。

雑草は小さいうちに取ってしまうのが一番効率の良い作業になります。

 

草取り作業風景です。立鎌を使って草取り作業を行います。中腰の姿勢もとる為、腰が徐々に疲労してきます。

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草取り作業と同時に「間引き」作業も行います。

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当園の畑は長さが100メートルあります。今回草取り作業を行ったゴボウ畑は傾斜地となっており、100メートル先が見えませんが、作業中はこの100メートルがとても長く感じられます。

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今回も予定通り作業を終える事ができました。ゴボウ畑は広大な為、続きはまた後日行う予定です。

 

 

 

 

 

2014年6月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 佐藤M

水田の草取り作業

今回は、水田の草取り作業を2日間かけて行いました。田植え作業から約1か月後の作業となります。

長靴は水田作業用の、膝くらいまで高さのあるものを履きます。深い所では長靴に水が入りそうなくらい深い所もあります。

農薬・化学肥料を通常の半分に抑えた「秋田県特別栽培米」では、できるだけ農薬に頼らずに手作業で除草しなければ厳しい基準をクリアできません。

大変な除草作業ですが、肥料成分を吸われるノビエ等の雑草駆除と同時に、丁寧に稲の周りをかき回し、新鮮な空気を入れて、根の張りを促進させる有効な作業です。

 

草取り作業の風景です。 草を取りつつ、土をかき混ぜながら進んでいきます。

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雑草を取ったら手で丸めて土の中に入れます。その後、足で踏んで草が起き上がらない様にします。

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当園の水田には「ノビエ」や「シズイ」、「スズメノテッポウ」などの雑草が多く生えています。

稲の擬態植物と言われるくらい稲に似ており、稲株への光をさえぎり、稲の養分を奪う雑草、「ノビエ」です。

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生い茂ると大きな減収を引き起こす原因となる雑草、「スズメノテッポウ」です。

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田んぼをかき回すことで、 土に酸素が供給されたり稲の根がしっかり張るなど「中耕」の効果があります。また、根の張りが良くなることで、稲が倒れる「倒伏」を防ぐ効果もあります。

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草取り作業中は、土をかき混ぜたりする為、水が濁っていますが、しばらくすると水が澄んで、足跡が見えてきます。草取り作業を終えて綺麗になった水田です。

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作業1日目は早朝に雷雨がありましたが、その後は曇りの天候で時々小雨が降りました。直射日光が無い分、作業がしやすいですが両日とも湿度が高く、汗だくになっての作業となりました。2日間の作業で足腰や腕・肩が痛くなりました。

 

 

 

 

2014年6月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 佐藤M

カボチャの種植え

当園は、秋田県北部の鹿角市に位置しています 。

梅雨に入ったものの本格的な雨がなかなか降らず、畑の水不足が心配されます。

しかしながら、今日(6月12日)は未明から本格的な雨となっています。

 

当園工場から見た、黒又山の方向(東方向)の風景です。

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先日、ポットにカボチャの種を植え、屋外で育苗しています。

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朝と夕方の水やりが欠かせません。今日は雨が多い為、屋内に退避しています。

発芽するのが楽しみです!

 

 

 

 

2014年6月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 佐藤M

畦畔草刈り(第二回目)

気象庁は本日(6/6)、北東北(青森、岩手、秋田)の梅雨入りを発表しました。前回、雨が降ったのはいつ頃だったかな?と忘れてしまうくらい雨が降らない日が続き、久しぶりに朝方から雨がパラついた今日、梅雨入りでした。
ここ連日、30度を超す真夏日で、特に北海道やお隣の秋田県大舘市では、猛暑日を記録していました。
昨年も5月後半から6月半ばまで雨が降らず、秋田県と青森県の県境に位置する「田代平農場」では、畑づくりや種まき作業に支障が出たのを思い出しましたが、今日、ようやく恵みの雨が降ってくれました。

そこで、朝から雨が降っていたので、絶好の「畦畔草刈り日」・・・出勤後、すぐに田んぼに向いました。
雨が降って草が濡れていると、すごく草が刈りやすい状態です。多少の雨は気にせずに、草刈り作業を開始しました。

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↑ もう少し草が伸びてからでもいいのですが、畑の作業もあり、刈れる時に刈っておきます。
昨日も30度を超す真夏日でしたが、今日は20度くらい。雨が降っていたので、雨合羽を着ての作業でしたが、暑いよりは本当に作業がしやすく捗ります。

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↑ 草刈り後の田んぼ。畦畔が綺麗になって、とっても気持ち良いです。

 

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↑ 現在の稲の様子。
5月19日に田植えを行ってから19日目です。だいぶ背丈も伸びて、しっかりとしています。

田植え後から活着期を経過し、分けつ期を迎えています。活着期とは、移植した苗がしっかりと田んぼの土壌に根付く期間です。田んぼの水位を深めに保ち、風などから苗の根を守り、活着しやすい状態に水管理をします。
そして、今の分けつ期とは、1本の根が根本から分かれて増えていく状態です。今の時期は、水温地温を高めるために、天気が良い日、気温が高い日は、浅い水管理を行ない、地温を確保し分けつを促進させます。1本の根が枝分かれし、茎数(稲穂)を増やすことでたくさんのモミ(米粒)を着けてゆくのです。
ただ、たくさん茎数を増やせば良いのではなく、美味しいお米が出来るよう、決まった有効茎数を確保したら、もう余分な分けつしないように中干し(稲に水を与えず、田んぼを乾かす)を行います。だいたい、6月下旬頃になりますが、有効茎数を確保したら、すぐに中干しを行います。
このように、稲作は小まめな水管理で、稲の成長を管理していきます。

2014年6月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

ハウスのシート張り作業

今回は、大根の葉やゴボウの葉、人参の葉を干すためのビニールハウスのシート張り作業を行いました。
時々吹く風にシートがあおられない様、気をつけながら作業を行いました。

 

安全を確認しながらシートを張ります。

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パッカーで支柱にシートを固定していきます。

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さらに、ビニールひもを地面に接しているパイプに結んで、シートを固定します。

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1棟完成しました。シートを張るためのビニールひもと、ハウス内の干し菜を掛けるビニールひもは、傷んだものは新しいものと交換しました。

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予定通り、全体の約半分のシート張り作業が終了しました。

週間天気予報では、待望の雨マークが付きはじめました。今年も大根の葉が沢山掛けられる様、準備を整えています。

 

 

 

 

 

2014年6月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 佐藤M