収穫の秋到来! いよいよニンジンの収穫が始まりました。
今年は高温・少雨の影響で品質低下が懸念されていましたが、その後の天候回復と8月下旬より、ようやく気温が下がり、日中と夜間の寒暖差で肥大化が進み、収穫適期になりました。
播種時の低温の影響で発芽率が悪く、若干の収量減になりそうな感じです。
現在収穫されているニンジンの品種は「時なし五寸」と言う、昔ながらのニンジンの品種です。野菜をじっくりと煮込む野菜スープの原材料に適したニンジン本来の豊富な栄養、えぐ味と苦味、甘みを持つ品種です。
最近のニンジンは甘く美味しく、本来のニンジン臭さがあまりしないように品種改良されていますが、野菜スープにはニンジン独特の強い匂いと味でないと、いい味がでませんので、ずっと使い続けている品種です。
ニンジンハーベスタを使用して収穫してゆきます。
ハーベスタの先端でニンジンの葉を掴み、自動で葉と根(ニンジンの可食部)を切り離し、コンベアに流れてきます。
そこで、雑草や葉が残って流れてきたものを取り除きます。
ハーベスタがニンジンで一杯になったら、トラックに戻り、コンテナに入れてゆきます。
肥大化が進み、大きなニンジンが収穫されています。
この圃場で3日間収穫が続き、10月初旬には第二弾の収穫が始まります。