久しぶりに快晴となった8月26日は、紫人参と金美人参畑の草取り作業となりました。
どちらも10月中旬~下旬の収穫時期ですので、まだ発芽してから3週間ほどです。(やませの影響で生育は遅れ気味)
雑草が濃いところは立鎌が使えず、丁寧に芽の周りを除草してゆきます。
翌週28日は曇り空・・・2日がかりで草取り作業は終了となりました。
除草作業が終われば、トラクターで土寄せを行います。
TEL.0186-37-4181
〒018-5421 秋田県鹿角市十和田大湯字柏木新田11-15
7月下旬から行われていた「夏大根」の収穫も8/21-22で終了です。
収穫前の大根畑の様子です。
夏大根らしく、大きくて瑞々しい大根が採れました。
収穫後の洗浄作業の様子です。
大根洗浄機をして、大根を洗ってゆきます。午後から雨が強まり、合羽を着ての作業となりした。
大根の肌があまり綺麗ではありませんが、この日1日の収穫量は、4.3トン(本数にすれば4,000本ほど)になります。
今年は、天候不順の影響もあり、残念ながら平年に比べ3割収量が落ちています。
この時、秋田県と青森県の県境に位置する田代平農場では局地的大雨に見舞われていました。
数日後に撮影した秋大根の畑ですが、大雨により畑が流されているのが分かります。
また、農場へ向かう道路も土砂崩れがあり、道路の復旧作業に追われました。
やませによる日照不足と局地的大雨・・・今後の天候回復を祈りつつ、低温対策や強風対策をしっかり行い、秋以降に収穫される大根、人参、牛蒡などをしっかりと大切に育ててゆきたいと思います。
一週間前の菊芋畑の様子です(8/8撮影)。
日本列島を横断し、各地で甚大な被害があった台風5号が日本海に抜け、9日3時に温帯低気圧になる前日です。この日は、朝から農場全体にガスがかかり、モヤーっとしている感じが分かると思いますが、とても寒い日でした。(この日は、夏大根の収穫日)
菊芋の背丈は1.5メートルほどに達しています。これから3メートルほどまで成長します。
次の写真は、7月28日に撮影した菊芋畑です。
この頃で背丈は、まだ1メートルに達していません。わずか10日ほどで、60センチは伸びている事になりますね。
さらに遡り、7月11-13日までの3日間で行われた「草取りと土寄せ作業」の様子です。
菊芋の周りの雑草を立鎌で除草し、土寄せしています。
土寄せは、株もとに周辺の土を寄せる作業で、強い雨や風などで株を倒れにくくする目的以外にも、根野菜の緑化防止や雑草が生えるのを防ぐ・排水性を高めるなどの様々な目的がある大切な作業です。
昨年は岩手県で大被害があった台風10号(8月30日)の強風で、大部分の菊芋が倒伏してしまい、収量に大きく影響が出ました。
土寄せは行っておりましたが、予想をはるかに超える強風でした。
今年は種芋を深植えし、成長に応じて土寄せを繰り返して行っていますが、昨年のような強い台風が通過するとひとたまりもありません。
今のところ、順調に菊芋は成長しています。
台風の到来で強風による被害がないように祈る思いで栽培管理を行っております。
7月下旬、大根の葉だけを収穫するために作付けした「葉大根」の収穫が始まりました。
葉大根は、大根の葉を漬物などの加工用に使われるもので、大根の根の部分(食べる部分)はあまり肥大せずに葉だけが大きく成長し、栽培期間も短めです。
野菜スープには、大根の葉を大量に使用しますので、1年分を確保するために、大根の作付けの内、4割は葉大根を作付けしています。
大根は小さめなのが写真で分かると思います。
大根を堀り、次に大根の付け根に包丁を入れて、葉を大根を切り分けます。
少し日光に当てて、葉がしんなりしてきたら、荒縄で大根の葉を束ね、しらかば農園野菜スープ工場近くの大型ハウスに運搬し、ハウス干しします。干すことによって、1年分の製造に必要な乾燥大根葉を確保します。
こちらは、8月8日の大根収穫風景です。夏大根らしい大きな大根が収穫されています。
ハウスにて大根の葉を乾燥している様子です。天気が良ければ約3週間ほどで乾燥します。
次の大根の収穫はお盆明けを予定しています。
7-8月は大根、人参、牛蒡の各畑を巡回して草取り作業を行っています。
今年の梅雨は水不足になるほど少雨、高温のカラ梅雨が続いた後に、7月22-23日に秋田県全域を襲った記録的大雨。
農場の一部の畑で土砂が崩れるなどの小規模の被害はあったものの、秋田県の中央・県南地区のような大規模な農業被害はなく、ホッとしました。
下の写真は8月お盆明けに収穫予定の大根畑の草取りの様子です(7/20)
冷涼な十和田高原にある当園農場でも、風が吹かない日は高温で汗だくになっての草取り作業です。
お盆明けの18日の収穫予定ですが、一ヶ月前だとまだ大根はこんな感じで小さいです。
こちらは牛蒡畑の草取り作業。左隣は、1回目収穫予定の牛蒡畑です。
ビシーっと雑草が生えて、草取り作業も時間が掛かりました。こうなると立鎌も使えず、手で雑草を引っこ抜きます。
各畑を巡回していますが、このようにビシーっと雑草だらけの畑があると、そこで作業時間が掛かり、次に草取りを予定している畑に遅れて入るため、草取り作業に追われる感じです。
今年は春先の低温・少雨が続き、牛蒡の発芽率があまり良くないようです。
こちらは、人参畑(第一回目収穫予定)の草取り(8/8)
だいぶ、人参も成長し、今回は前回の除草で取りこぼして大きくなった雑草の除草作業です。除草と同時に間引き作業も行っています。
来月9月中旬には収穫出来そうなニンジンです。
8月に入り、当園の田んぼでは出穂期を迎えています。
出穂(しゅっすい)とは、稲から穂が出る事で、5月19日の田植えから約80日経過し、出穂時期を迎えました。
下の写真からは、開花している状態が分かります。出穂直後に数時間ほど花を咲かせますが、なかなか見ることが出来ないようです。
今年は、春先から初夏にかけて低温が続いたためか、稲の育ちも遅れ気味で、出穂時期も昨年より数日遅い感じです。
出穂以降は、稲は出穂した穂に栄養を与え、米づくりが進みます。
今年で8年目を迎える「天日乾燥あきたこまち特栽米」の栽培では、7月中はこんな作業をしていました。
下の写真は、手作業での除草作業2回目(7月中旬)の様子です。
1回目の除草作業(6月下旬)に比べると、稲が育っているのが分かりますね。
下の写真は、溝切り作業後の田んぼの様子です。
中干し開始後、4~5日後に溝切り機で田んぼに溝を切り、排水口に繋げて水はけを良くします。よく見ると、溝が掘られているのが分かります。また、土中の有害ガスを抜く作用もあります。
溝を切る農機具です。
この田んぼは、あまり水はけが良くないのですが、溝を掘ることによって、排水性が高まり、水管理も容易になり、秋作業が良い状態で出来ます。