北東北の梅雨明けは、7月20日。
今年は平年の2倍近い降水量を記録し、十和田湖近くの田代平農場では長雨の影響でなかなか畑に入る事が出来ず、計画的に草取り作業が進めない状況でした。
梅雨明けと同時に集中的に各圃場を巡回し、草取り作業を行っています。
大根畑の草取りの様子です。
立鎌を使って、上手に草取りしています。まだ、草の伸びも少なく、けっこう作業も捗りました。
綺麗に除草されて、気持ちの良い大根畑になりました(^^)
続いて、人参畑の草取りの様子・・・
こちらは、梅雨の長雨で、雑草が伸び過ぎてしまった圃場。
こうなると立鎌も使えず、手作業で伸びた雑草の中から芽を守りながらの除草作業・・・時間が掛かります。
雑草の濃さが分かります。この人参畑は、ブログでお伝えした6/28に一回目の除草作業を行った圃場。
梅雨のお陰で畑に入れず、後手ゴテにまわった畑です。びっくりする位の草の伸びです。
こうなると根気勝負で、この畑に丸二日半掛かりました。
この圃場の草取り作業3日目の様子。この日は気温が33℃まで上がり、暑かったのですが、ようやく人参畑の草取りが終了しました。
こちらは8/2に実施した牛蒡畑の草取り作業の様子です。
右側が6月初めに種蒔きした牛蒡の畑で、左側が約一ヶ月後にずらして種蒔きが行われた牛蒡畑です。
牛蒡の葉は秋田フキのように大きくなりますので、ある程度、葉が大きく広がれば、日陰になって雑草も気にならなくなります。今回は、大きく伸びた雑草だけを除草しました。
こちらは、人参の2回目に種蒔きした畑です。
畑の長さが100Mありますので見えづらいのですが、人が確認出来ます。
この日も暑かったのですが、風が吹いていたので、作業が捗りました。
雨が降ると、あっと言う間に伸びてしまう雑草。
雑草が発芽して間もない頃は根張りも弱く、手で地表面をかき回したり、立鎌で表面を削るだけでも除草出来ますが、長引く梅雨でなかなか畑に入れず、除草作業が遅れてしまうと、一つ一つの畑に時間が掛かり、後手に回ってしまい苦労します。
時間が掛かっても、丁寧に除草するしか有りませんので、熱中症に気を付けながら、また、クマに気を付けながら、除草作業を行っています。