菊芋チップス販売開始になりました!

本日は「仕事納め」で、明日より年末年始のお休みを頂きます。(休業期間 12/29~1/3迄)
今年1年のご愛顧、誠にありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

さて、12月はTBSの情報番組「名医the太鼓判」で、名医がお勧めする食材として「菊芋」が取り上げられ、翌日から注文が殺到しました。
実は全国で唯一、秋田県はTBSが放送されていない県なのです。ですから、放送日の翌日に、なぜ、こんなに菊芋に注文があるのか最初は分かりませんでした。
新聞やネットで番組を探し、理由が分かった次第。今年も2月に取り上げられ、爆発的に売れた菊芋ですが、何よりも菊芋の認知度が上がり、その効果・効能が皆さんに体感して頂ければと思います。

当園は、当日に出荷出来る在庫数しか入れないため、注文から発送までお待たせしませんが、さすがに12月は朝から出荷のトラックが出る寸前まで、出荷業務に追われる毎日でした。毎日ヘトヘトになりましたが、大変有り難い事でした。

メインの野菜スープ製造の傍ら、菊芋チップスや菊芋甘酢漬けなどの加工品作りが農作業のない冬場の大切な仕事になります。12月初旬に1回目の菊芋チップスを製造し、食品検査を実施し、いよいよ販売となりました。

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当園の菊芋チップスの特徴は、食べごたえのある厚みです。(乾燥前4mm)。そのまま食べてもいいですし、お味噌汁にそのまま直接入れてもOK。
厚みがあるので、煮物にも使えます。もちろん、急須等に入れて、菊芋茶もお勧めです。
他の菊芋チップスとの違いは「厚み」と「甘さ」と「大きさ」です。加熱すると甘みが増す菊芋。チップスは、菊芋の風味がすごく感じられます。お勧めです。

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今年2月は出せば即完売になった「菊芋チップス」ですが、1月よりどんどん加工製造してゆきますので、是非、お試し下さい。
年明け4日以降の出荷になります。

しらかば農園ヤフー店、当園ホームページ、amazonで販売しています。お電話でのご注文も承ります(0120-17-4181)

それでは、来年もよろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。

2018年12月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

生菊芋 好評発売中!

菊芋の生出荷が11月下旬から始まっています。出荷も順調で、本日(11/28)のヤフーショッピングでは、その他野菜部門売上ランキング1位を獲得しています。

先週、収穫したばかりの新鮮な菊芋をお送りしていますが、しらかば農園では出荷までの間に「菊芋の土取り作業」があります。
菊芋はジャガイモやサツマイモのように、貯蔵性は良くありません。当園でも収穫後は「土付き」のまま、大型冷蔵庫で保管しています。

収穫した菊芋は、こんな感じで菊芋のいびつな形状に、びっしりと土が付いています。
このままでも出荷は出来ますが、やはり菊芋はその複雑な形状から、洗浄したりするのがけっこう大変です。当園の菊芋は大きいサイズが多いので洗浄は容易な方だとは思いますが、購入された方は土も多いし、洗浄しにくいと思っている方も多いと思います。

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食物繊維、イヌリン、フラクトオリゴ糖を豊富に含む「菊芋」を健康食として気軽に毎日摂り入れて欲しいので、当園ではある程度の土を取り除いてから出荷します。
また、大きさや極端にボコボコが多い菊芋を取り除く選別作業も同時に行います。
いびつな形状なので、ブラシで土を落とすのもけっこう時間が掛かりますが、その方がお客様に届いてから台所を汚さずに済みます。
洗浄したり、綺麗に取り除いてしまうと保存性が悪くなりますので、適度にある程度です。

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適度に土を取り除いた菊芋です。
配達後は、湿った新聞紙に包んで、冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。料理に使用する分だけを取り出し、洗って使用します。
また、長期保存したい場合は、お庭や畑がある方は地中に埋めておくのが一番日持ちします。

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出荷はこんな感じの菊芋です。

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次は、毎日菊芋を食べる方やお漬物などに使用したい人向けの「洗浄済」菊芋です。(洗浄済は土付きの価格+200円です)
毎回洗浄済みをご購入される方も多いのですが、やはり、毎日菊芋を摂り入れたいお客様にとっては、洗浄された菊芋はすぐに使えて手間が掛かりません。
軽く洗浄して、煮物やお味噌汁の具材に、生サラダに、すぐに使えるのがいいところです。
「土付き」より保存性は良くありませんが、これも濡れた新聞紙に包み、冷蔵庫の野菜室に入れておけば、一ヶ月くらいは持ちます。

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今が旬の菊芋は、やっぱり「生サラダ」がシャキシャキして美味しいです。また、細かくきざんで「納豆」に混ぜるのも、美味しいです。
私は、シンプルに細切りにしてドレッシングをかけて食べるのが一番好きですが、天ぷらや素揚げ、フライドポテトにするのも菊芋料理のお勧めです。
ジャガイモ同様に使用出来ますので、特別な食材ではありません。煮物にするとネットリとした里芋のような食感になり、料理の仕方次第でいろいろと楽しめます。
また、これからの季節は「菊芋のポタージュスープ」もいいです。(スープ系にするなら、当園の菊芋ペーストが簡単・便利でお勧めです)

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当園では適度な「土取り」作業もありますので、土取りが終わった分の菊芋のみで在庫数を入れています。
洗浄出荷分も大量には作り置きしていませんが、なるべくお客様のご要望に合わせて、新鮮なものを出荷出来るよう心掛けています。

菊芋は当園ホームページやヤフーショッピング、amazonで販売しております。お電話での受付もしております(0120-17-4181)

ヤフーショッピングしらかば農園店(菊芋3kg土付き)

ヤフーショッピングしらかば農園店(菊芋3kg洗浄済)

しらかば農園ホームページ(菊芋)

amazonしらかば農園店(菊芋3kg)

amazonしらかば農園店(菊芋3kg洗浄済)

菊芋は貯蔵性の悪さからサプリメントや乾燥チップスなどの加工品が多いのですが、菊芋の風味、食感を是非、味わっていただければ幸いです。
冬期間だけの限定出荷「生菊芋」をお召し上がり下さい。

2018年11月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

菊芋の収穫(11/12-16)

秋田県と青森県の県境にある十和田湖近くの「田代平農場」では、今年最後の農産物の収穫である「菊芋堀り」が行われました。
平年であれば11月を過ぎると初雪が降りますが、今年は暖かく、ギリギリまで菊芋を成熟させて、収穫する事が出来ました。
昨年は収穫作業期間に雪が降り、雪の中での大変な作業になりましたが、今年は順調に収穫作業を終える事がで、ホッとしています。

これが菊芋です。
ここ数年は認知度が上がり、食物繊維が豊富でイヌリンやフラクトオリゴ糖を豊富に含んだスーパー食材として脚光を浴びています。
菊芋は生姜のようなイビツな形をしています。根元から根が伸びて菊芋が出来ているのが分かります。

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菊芋は霜が降りて、菊芋の茎が枯れたら収穫適期です。
11月に入ったばかりの頃は、まだ青々としていましたが、霜が降り、畑に霜柱が立つほど寒さが厳しくなってきた頃には枯れて来ました。

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収穫は菊芋の茎を刈払機で根元から切り倒しする作業から始まります。

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その後、畑から切り倒した茎のカラ寄せします。これがけっこう大変な作業です。

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カラ寄せが終わったら、いよいよトラクターの収穫機で菊芋を掘り起こしてゆきます。

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後は掘り起こされた菊芋を拾っていったり、土を掘り返して収穫してゆきます。
菊芋は根元だけではなく、放射線状に広がっていますので、畝間も収穫機で掘り起こします。

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長さが100mの菊芋畑です。こればかりは人手が掛かります。

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今年は台風の影響をさほど受けず、倒伏した菊芋も少なかったので、収量も良かったです。
また、サイズが大きいのが今年の特長。11月以降も暖かい気温が続き、収穫をギリギリまで待っていたのも良かったと思います。

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1週間の収穫作業の間、1日中雨降りの時もありましたが、来週からは山間部では初雪が降るほど気温が低下すると言われていますので収穫を急ぎました。
生出荷も来週(11/19以降)からを予定しています。

2018年11月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

採れたて野菜プレゼント(11/5)

毎年恒例のしらかば通信プレゼント企画「採れたて野菜プレゼント」の出荷を11/5に行いました。
この企画は野菜スープの愛飲者に、野菜スープの原材料を実際に目と舌で確かめて頂くため、毎年行っています。
今年も沢山のご応募ありがとうございました。応募者多数で抽選になりましたが、外れた方は来年もご応募下さいね。
メインとなるプレゼント用の大根の収穫適期を待っての発送となりましたので、いつもの年より遅くなりました。

プレゼントの出荷当日は、大根の収穫作業から始まります。新鮮な葉付き大根を送るためです。

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秋大根らしい丸々と太った大根です。

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今年の採れたて野菜プレゼントの内容です。

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・葉付き秋大根
・おでん用大根
・牛蒡
・赤大根(紅化粧)・・・外皮が赤い大根です。酢の物やサラダにして食べます。
・紫ニンジン(パープルターゲット)
・金美ニンジン(沖縄島ニンジンの改良型ニンジン)
・薬味用大根(辛いね、辛の助という品種)
・バーニャカウダ用ニンジン(白、黄、紫、橙色の4種)
・あきたこまち天日乾燥米・・・天日自然乾燥させた農薬を半分以下に抑えた特栽米

総重量は17kg以上あり、当選者は出荷箱の大きさと重さにびっくりすると言われます。
野菜の感想を手紙やFAXで頂いておりますが、大変好評です。
来年も実施しますので、楽しみにしていて下さい。

2018年11月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

紫ニンジンの収穫

11月1日に紫ニンジン、金美ニンジンなどの生出荷用のニンジンの収穫作業を行いました。

スティックサラダやリンゴやみかんなどと一緒にフレッシュジュースにする方が多い、人気の紫ニンジンです。
今年の紫ニンジンは「パープルターゲット」と言う品種で、昨年まで栽培していた「パープルスティック」より、紫のサシが内部まで浸透しているのが特長です。
色は深い紫色で、サラダにした場合も彩りが良さそうです。

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野菜スープの原材料である普通のニンジンは、ニンジンハーベスタを使いますが、多収なニンジンではないので、生出荷用のニンジンは手作業で丁寧に収穫してゆきます。

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全体的に細く大きいもので20-25cnくらいでしたが、パープルスティックより肥大化はしない品種です。
紫色が内部まで深く入っていて、ポリフェノールたっぷりです。

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お勧めはスロージューサーなどで果物と一緒にフレッシュジュースです。

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以下のショッピングサイトで販売しておりますので、是非、ご賞味下さい。

しらかば農園ホームページ

ヤフーショッピングしらかば農園店

 

 

2018年11月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

牛蒡の収穫

牛蒡の収穫を10月下旬から11月初旬にかけて行いました。
計画では10月末で秋収穫分は終わらせる予定でしたが、雨が続き畑に入れない日も多く、最終日は11月6日になりました。

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収穫始めは、紅葉もまだ綺麗でしたが、最終日になると紅葉も終わり、より一層朝夕の厳しさが増してきました。
でも、今年の秋は暖かいですね。平年であれば11月になるといつ初雪があってもおかしくない、標高の高い十和田高原です。

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今年は天候の関係もあり、平年に比べると少し長さが足りないような気がしますが、まずまずの品質と収量でした。

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しらかば農園の牛蒡は、香りも良く、柔らかいのが特長です。
これで、「野菜スープ」の原材料となる大根、人参、牛蒡などの全ての収穫作業が終わりました。
採れたての旬の野菜で作る「野菜スープ」は、今が一番フレッシュです。

2018年11月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

脱穀作業(10/18-19)

秋晴れの好天のもと、「脱穀作業」を行いました。
刈り取りから2週間の間に、強烈な台風25号の直撃に、「はさ」が倒れてしまうのではないかと心配でしたが、なんとか大丈夫でした。
その後、好天が続き、刈り取りより15日後に、目標とする水分含有率16%に達し、脱穀となりました。

いよいよ脱穀スタート。朝はかなり冷え込みましたが、日中は暑いくらいの陽気でした。
午前中に脱穀する分にはブルーシートを掛けて、朝露に濡れないようにします。濡れてしまうとハーベスタ(脱穀機)の詰まりの原因になってしまいます。

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「はさ」から丁寧に束ねた稲穂をおろし、次々にハーベスタに投入してゆきます。ハーベスタで稲わらと籾殻を分離させて、袋に籾殻が溜まってゆきます。

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籾殻を取り除いた「稲わら」をまとめてゆきます。
後で細かく切り刻んで、自家製たい肥の原料になります。

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昨年は秋雨前線の停滞で、刈り取りも脱穀作業もスムーズにゆかず、天候に左右されましたが、今年はほぼ計画通りに作業が出来ました。
新米「あきたこまち天日乾燥米」は、10月下旬に販売開始予定です。
今しばらくお待ち下さいませ。

2018年10月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

もうすぐ脱穀!(10/15)

脱穀作業を三日後に予定されています。
今日は、お米の水分含有量の計測と昔ながらの「はさがけ風景」をお伝えします。

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水分含有量を計測したら、平均16.4%でした。
通常流通するお米の水分含有量は貯蔵性をたかめるため、14.5-15%以内。最近の火力乾燥機は美味しいと言われていますが、やはり、太陽と爽やかな秋風でじっくりと時間を掛けて天日自然乾燥させた「はさがけ米」との違いは出ます。
なにより、瑞々しくて艷やか・・・玄米の色が薄い感じがします。一晩で急速に乾燥させる火力乾燥と2週間以上、自然に天日干しするお米とは違います。

こうして、籾を逆さにすることで、稲穂の油分、栄養分、甘みが時間を掛けて、米粒に浸透してゆくので、天日干し米は美味しいと言われています。

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遠くから見た「はさがけ風景」です。
米どころ「秋田」でも、昔ながらのはさがけ風景はあまり見ません。本当に少なくなりました。農家さんが自分達用にわずかにやる程度・・・
最近は、田んぼの集約が進み、大規模栽培が行われていますので、尚更ですね。
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明日は雨予報ですが、あさっては好天で気温も高く、丁度良いタイミング(水分含有率16%)で脱穀作業が出来そうです。

2018年10月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

今年最後の大根掘り(10/15-16)

朝夕はめっきり冷え込みが強くなり、早くもストーブをつけている人もいます。
今年最後の秋大根の収穫作業を行いました。
まだ、新鮮野菜プレゼント用の各種大根はありますが、作付けスケジュール上の大根はこれでおしまいになりました。

今年の大根は、低温・日照不足、高温干ばつが周期的に繰り返し、種まきをした時期、発芽、成長期のタイミングでどんな気象条件に当たるかで、収量・品質に差が出る極端な気候で栽培管理が難しい年でした。

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「やませ」の影響で3割の収量減になった昨年に比べると、大豊作とまではいきませんが、平年並の収量でした。

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大根の洗浄風景です。

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秋大根らしい、丸々と太ったずっしりとした重さがありました。

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生サラダでも煮込んでも美味しい当園自慢の大根です。

 

2018年10月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

稲刈り・はさがけ作業(10/3-4)

台風24号が通り過ぎた10/3より、稲刈り・はさがけ作業が行われました。

当園の「稲刈り・はさがけ」作業を説明します。
まずは、バインダーと呼ばれる収穫機で、稲を刈り取り、束ねます。

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全て刈り取った後に、はさを組み立てます。
刈り取った稲束を寄せてスペースを作り、三脚と単管を運び、組み立ててゆきます。

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はさを組み終えたら、はさがけしてゆきます。

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一束ずつ、丁寧にはさにかけてゆきます。

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全て掛け終えたら、刈り残しや落ちた稲わらを拾い集めます。

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秋晴れの好天に恵まれ、二日間で順調に作業を終える事が出来ました。

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天日と秋の爽やかな風で2週間程度、じっくりとゆっくりと自然乾燥させてゆきます。
稲刈り後も稲は生きていて、稲穂や籾殻の油分、栄養分、甘みが時間を掛けて米粒に浸透してゆくため、昔ながらの「天日自然乾燥米」は美味しくなると言われています。
手作業にて稲を集め、手間を掛けてのはさがけですが、手間を掛けた分、光沢のあるふっくら丸みを帯びた米粒に仕上がります。
数時間で乾燥させる火力乾燥との違いは歴然です。

順調に乾燥が進めば、10月中旬頃には脱穀作業が出来そうです。
当園の特栽米「あきたこまち天日乾燥米」を心待ちにしておられる方は、もう少しお待ち下さい。

2018年10月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤