10月から始まった秋大根の収穫(2回目)です。
10月中旬になると、さすがに朝夕の冷え込みが一層増します。早朝は6度。日中の天気に恵まれ、この日の全ての大根を掘り取りが終了した時は、汗ばむほどに気温も上昇。みんな厚着をしていただけに、汗ダラダラです。着替えをしたり、薄着にしていました。
前回に引き続き、今回も豊作。ずっしりとした手応えを感じつつ、収穫をしました。
もう一週間、収穫を遅らせると、寒暖の差で大根が丸々と肥大しますが、今回も大根の葉が固くなる前に収穫。それでも2トン以上ありました。
下の写真は、大根と大根の葉を切り離している作業です。包丁を持って、一本一本丁寧に切り離しを行います。
当園の野菜スープの原材料の一つである栄養豊富な大根の葉。収穫時のタイミングが難しいです。
大根の葉に合わせ、柔らかくあまり大きくならない内に収穫すると良い具合で乾燥葉が作れますが、大根(根)の部分を太らせ、大きくさせるとその頃には大根の葉は柔軟さを失い固くなってしまい、あまり良い具合で乾燥されません。
大根、葉ともバランス良く収穫出来る適期を見極めるのが難しいのです。
次の作業の様子は、大根の葉を荒縄でまとめて、運びやすくしています。
大根は袋に5~6本入れています。
今回は数日前まで雨が降っていて畑が少しぬかるんでいたため、トラクターのバケットに積み込み、大根と大根の葉を畑より運び出し、トラックに積み込みます。
天候にも恵まれ、収量、品質共によし。
気になる大根の味は、すごく瑞々しく、大げさに言えば、梨のような食感と甘みがありました。
私は採れたてを大根のサラダにして食べました。とても美味しかったです。おでんなど煮込み料理にすると、とても味が染みるのが当園の大根の特徴です。もちろん、旬の大根を使った「野菜スープ」も今が旬ですね!(^^)!