昨年10月中旬に収穫した漬物用大根を2週間以上干し、11月上旬にぬか漬けした「たくあん漬け」がようやく完成しました。
漬け込んでから約三か月、いい感じに出来上がりました。
当園の「たんあん1本漬け」は、保存料を使用しなで作り、素材の大根の味を生かした昔懐かしい田舎風の漬物です。
米ヌカ、粗塩、ザラメ、唐辛子などと三ヶ月間、じっくりと漬け込んでいます。
出来上がった「たくあん1本漬け」の試食会では、ヌカの風味が出ていて、塩っぱくなく、やさしい感じの味だと好評。お茶ドキの試食会で、ついつい何度も手を出したくなる、味が濃くないので続けて食べられるような味わいになっています。
昨年は、天候の影響であまり漬物大根が太く大きくならず、太いもの、長いものを選んで干し大根にしましたが、やはり全体的に小さめですが、品質は良好でした。
ほんと大根(素材)が良くないと、いいお漬物が出来ません。
無農薬・有機栽培し、保存料を一切使用しない素朴な味わいの「たくあん1本漬け」です。
2月発売の「謹製 しらかば大根 冬づくりセット」に入ります。保存があまり効きませんが、当園顧客様には毎年好評を頂いております。
<寒干し大根 完成!>
連日の真冬日が続く好条件で、昨年12月のクリスマス頃に軒下したで干していた「寒干し大根」が完成しました。
完全に大根の水分が抜けてたカラカラの状態で、大根が繊維質だけ残った「ふ菓子」のような感じです。
寒干し大根と肉や魚などで煮込むと、この繊維質の細かな隙間にエキスや煮汁がたっぷりと染み込み、独特の食感と味わいを醸し出します。
地元秋田の郷土料理には、欠かすことが出来ない「寒干し大根」。
お勧めは、すき焼きや毎日食べるお味噌汁、にしんやホタテなど魚介類との煮物が一番美味しく感じます。
完成した寒干し大根を集め、屋内で仕上げの乾燥をしたら出来上がります。
寒干し大根は何かと一緒に煮込む事でメインの具材をより一層美味しくさせてくれる名脇役って感じです。私は、鹿角名物のホルモン鍋と一緒に煮込んで食べるのが大好きです。
今年は全国的に寒さが厳しく、鍋物がまだまだ美味しく感じられます。是非、すきやきなどの鍋料理やお味噌汁、煮込料理の具材として、寒干し大根をご賞味下さい。