夏大根の収穫

今年初めてとなる「夏大根」の収穫作業が行われました。

春先からの好天で、雑草の伸びが凄過ぎて、除草が追いついていない大根畑です。
夏大根の収穫は、いつもより1時間早く出勤して、朝イチから取り掛かります。

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まずは、みんなで一斉に大根を抜きとります。畑の長さは100メートル。社員一人、2畝ずつの収穫を担当し、黙々と収穫してゆきます。
今年は天気が良すぎて、播種後の大切な時期に高温が続いたため、生理障害を起こす大根が多く見受けられ、収量も平年に比べるとかなり落ちています。

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大根は全体的に小ぶりでした。もっと収穫を遅らせて、大根を太らせることも可能ですが、大根の葉を使用するため、大根が肥大し過ぎると大根の葉は固くなり、葉を広げてしまい、乾燥には遅すぎてしまいますので、収穫時期を見極めるのはかなり難しいです。

その後、大根と大根の葉を切り離し、おのおの集めて4トン車で野菜スープ工場に移動します。

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野菜スープ製造工場近くの大型ハウスで、大根の葉を乾燥させるために、干す作業をしています。
大根の葉は、緑黄色野菜の仲間。抜群の栄養素を含む健康野菜です。

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この日収穫した大根の葉を干してゆくと、これも100メートルある大型ハウス全てを使用します。
大根の葉は夏の暑さと日差しで、カラカラに乾燥します。これによって野菜スープに用いられる1年分の乾燥大根葉を繰り返し作ってゆきます。

2015年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤