またまたニンジン畑の草取り作業です。
この圃場に蒔かれているニンジンは、「晩抽 みちのくの春」という品種で、東北地方限定のニンジンです。
東北地方の風土に合わせ、播種時期の低温でも発芽率が良く、抽だい(とう立ち)しにくい品種で、一昨年作付した際は、高収量で高冷地である田代平農場に合うニンジンであったが、昨年の長雨、日照不足の天候では、収量が落ち、あまり良い品質では収穫されませんでした。
今年は、リベンジでこの品種を採用し、第2回目の収穫する圃場用の種に選んでいました。
写真でみると、ところどころ発芽せずに抜けた感じで、発芽率は約80%程度・・・別な品種のニンジンと比較すると今年の高温水不足の天候では、まだ良いように見えます。
高収量だった一昨年は、今までのニンジンの収穫量を大きく上回る結果だけに今年は期待していましたが、発芽率70%ではあまり期待出来そうもありません。
吸いこみ型で鮮やかなオレンジ色のニンジンで見た目もすごく美味しそうなニンジンです。これからの天候次第で大きく育つと思われるので、丁寧に除草作業を行っています。