稲刈り&はさがけ作業

10/4~10/6の3日間に渡り、稲刈りとはさがけ作業を行いました。

秋田県鹿角市は、作業開始の8時頃は気温は5度前後・・・とても寒いです。最高気温でも16度前後でした。
稲刈りの予定は、9月29-30日で行うはずでしたが、雨が続き、ようやく待ちに待った「稲刈り」を行う事が出来ました。

初日は午後からのスタート。前日は雨が降っていたので、田んぼを午前中は乾かしましたが、多少雨の影響でぬかるんでいます。
バインダーと呼ばれる収穫機で、稲穂を刈り束ねて麻ひもで結束する農機具です。

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稲刈り中ににわか雨があり、その後、綺麗な「虹」がかかりました。

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稲刈り1日目は、3枚ある田んぼの内、1枚目と2枚目の半分位を刈り取ったところで終了でした。
夕日を浴びて、稲穂が綺麗です。

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2日目スタート。
朝からの好天で、少し肌寒さはありましたが、気持ち良く作業が進みます。
3枚目の刈り取りをしています。

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稲刈りが終わった1枚目と2枚目の田んぼ。
刈り取った稲を集め、スペースを開けてまとめておいています。

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3枚目の稲刈りと同時に、1~2枚目の田んぼで、はさ組み開始!空けておいたスペースに「はさがけ」用の三脚などを運び、組み立てしています。

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2日目は全ての「はさ組み」を終えて、2つ分のはさに稲束をかけたところで終了です。
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3日目は、3枚目の田んぼから運搬車で稲束を運び、ひたすら「はさがけ」します。

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午前中で、全ての稲藁をはさがけして終了しました。

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これから、じっくりと2~3週間の間、「天日自然乾燥」させます。
大規模、効率化による農地集約が進む中、手間暇のかかる「天日干し」は、米どころ「秋田」でも珍しい風景です。
毎年、「天日干し」する田んぼが少なくなっていますが、今年は当園の他に、数件しか見ておりません。しかも、農家さんが自家消費で食べる分の僅かな面積、規模だけのようです。

爽やかな天日による乾燥を2~3週間行った後で、脱穀作業を行います。
じっくりと稲穂の油分、栄養分、甘みが米粒にゆっくりと吸収され、追熟されてゆきます。
艶々とした美しい光沢とほどよい甘みが醸し出される「天日乾燥」・・・今からその仕上がりが楽しみです。

「H29年産 あきたこまち 天日乾燥米(新米)」は、10月下旬の発売を予定しています。
秋田県特別栽培農産物(8年連続)の認定を取得し、安全・安心が認定された「特栽米」、また、昔ながらのはさがけによるお米の旨味を引き出した「天日乾燥」・・・安全と美味しさを両立させたお米です。
発売まで、今しばらくお待ち下さい(^^)

2017年10月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤