新スタッフブログ

しらかば農園BLOG

田植え(5/20)

今年で12年目を迎える「秋田県特別栽培農産物」(特栽米)の田植え作業を行いました。
田植え当日は、小雨の降る中での作業となりましたが、順調に行う事が出来ました。本当は気温が高い晴れの日に田植えを行いたかったのですが、スケジュール上、厳しく、雨天決行です。

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田植えは短時間で忙しい作業です。田植え機のオペレータに苗継ぎをして、使用済みの折板を洗い、側状肥料の継ぎ足しを行います。
それでも営業部除くで、この人数での田植えは他の農家さんに比べたら楽勝・・・です。

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移植する苗は、例年通り、育苗時に種籾の病気予防の為の農薬を使用せず、「温とう消毒」を行い、なるべく使用農薬を減らしています。
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田3枚を3時間ほどで植え、全員で補植作業を行います。
補植作業とは、田植え機で植えることが出来なかった四隅や繋ぎ目、欠株になった箇所に手作業で苗を植え付ける作業です。
社員が田んぼに広がり、隈なく歩いて補植してゆきます。
大規模な稲作をしているところでは手間と人手が必要な捕植作業は行いませんが、小規模での特栽米作りだからこそ、量より質を重んじて、しっかりと自分たちの目でゆき届くようにしています。

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農薬や化学肥料の使用量が慣行栽培の1/2以下で行う厳しい生産基準がある「秋田県特別栽培農産物」認定の圃場です。
約一ヶ月後には、膝まで田んぼに浸かっての手作業による除草作業と中耕作業を行い、出来る限り農薬と化学肥料を抑えたお米作りを行ってゆきます。

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今年も当園の特栽米にご期待下さいませ。

 

2020年6月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

冬越し牛蒡の収穫(5/13-15)

5月中旬に「冬越し牛蒡」の収穫作業が行われました。
秋田県と青森県の県境に位置する十和田湖近くの田代平農場では、山桜が丁度見頃な時期と重なります。

収穫初日は、前日までの雨で畑がぬかるみ、場所によってはトラクターがスムーズに動けなくなってしまい、途中で収穫を断念。
天気も晴れてよかったのですが、前日までの大雨の畑への影響が大きかったようです。

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二日目以降は、お天気に恵まれ、畑の状態も良くなり、収穫がスムーズに出来るようになりました。
今年から導入した「牛蒡ハーベスタ」。
昨年までの使用していた牛蒡ハーベスタは、牛蒡を土中から掘り起こし浮き上がらせ、人手で抜き取って収穫していたものですが、今年から使用しているハーベスタは、自動で土中から牛蒡を引っこ抜いてくれます。
これは作業が楽ですし(これが当たり前なのかもしれませんが・・・)、人手もマイナス1出来るのが導入してもっとも効果があった点です。

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牛蒡の葉は、今年の春から生えてきたものです。けっこう伸びていました。

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しっかりと太く、瑞々しい牛蒡が沢山収穫されました。

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早速収穫したばかりの牛蒡を食べてみましたが、新鮮さは晩秋に収穫した牛蒡と同様です。当園の牛蒡は本当に香りも良く、美味しいと自負しています。
ス入りはほとんどありませんでした。
ハーベスタの後ろについて収穫していると、牛蒡の良い匂いが漂っています。

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冬越し牛蒡の収穫後は、すぐに野菜スープの原材料に使い始めます。
冬越した野菜を使うと、少し野菜スープに甘みが出ます。収穫時期や原材料、品種によっても、野菜スープの味は若干変化しますので、その時の風味を楽しんで頂ければ幸いです。

 

 

2020年5月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

わさび大根の収穫(4/23)

菊芋の収穫に引き続き、わさび大根(=山わさび)の収穫を行いました。

わさび大根は、テレビで紹介され一躍有名になりました。北海道産が多く出回っていますが、当園でも10年以上前から栽培しています。(北海道とほぼ同じような標高・気温)

雪解け頃に収穫するのが適期で、一番辛みが強いと言われています。
菊芋同様にバックホーを使って、わさび大根の周りを大きく堀上げます。

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堀り上げた直後のわさび大根です。
わさび大根は、根っこが可食部で、本体の太い根っこの周りから、細いひげ根が生えていますが、それを切らさずに土中から引っこ抜かなければなりません。
ひげ根は、今年の種に使いますので、傷つけずに収穫します。

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綺麗に掘り出しました。

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その後、ひげ根と太い根っこの部分と切り分けます。

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洗浄するとこんな感じです。
わさび大根は、本わさびの1.5倍辛みが強く、わさび大根独特の爽やかな鼻を突き抜ける辛みと風味が特徴です。
お刺身、お肉、豆腐、お蕎麦の薬味など、どんな料理にも合います。工夫次第で様々な料理に使えます。
シンプルに擦り下ろしたわさび大根にお醤油をまぶして、アツアツのご飯のお供にするも良いですよ。
卵かけご飯のアクセントにも美味しいです。

我が家では、マヨネーズと合わせた「わさびマヨ」が人気です。

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また、浅漬けに擦り下ろしたわさび大根を入れて、爽やかな辛みの効いたお漬物も大好きです。
是非、お試しあれ!

ご購入はこちらまで!

・しらかば農園ホームページ

・ヤフーショッピングしらかば農園店(わさび大根)

 

 

 

2020年4月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

「雪の下 菊芋」の収穫(4/21-23)

毎年恒例の「雪の下 菊芋」の収穫作業を4/21-23に行いました。

秋田県内随一の降雪量と厳しい寒さで知られる秋田県と青森県との県境に位置する「十和田湖高原」にしらかば農園の田代平農場があります。今年は暖冬で雪が少ないはずですが、田代平農場は別世界。降るところには降ります。
それでも平年であれば2メートルを超える積雪量ですが、若干少なかったようです。
例年通り、4月上旬~中旬で行う収穫も、4月に入ってからの降雪と低温でなかなか雪解けが進まず、ようやく本日(4/21)より収穫開始となりました。

農場に着くと、こんな感じで雪が降っていました。だいぶ雪解けが進んだようですが、冬に逆戻りした気持ちになりました。

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越冬した菊芋を雪の下から掘り起こす、全国的にも珍しい菊芋の収穫です。
農場長らは、あらかじめ油圧ショベルで固く締まった雪の層を砕きながら畑を除雪し、畑の表面を乾かしていました(降雪で畑が見えませんが・・・)

収穫は、油圧ショベルで菊芋の根っこ付近をショベルで大きく掘り起こし、土中の菊芋を地表に出します。
収穫2日目以降は雪が降り、本当に寒さと強風に震えながらの収穫になりました。

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収穫3日目は雪が降ったり、止んだりのお天気でしたが、無事に収穫作業を終える事が出来ました。

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晩秋に収穫した菊芋同様にシャキシャキしていて瑞々しく、菊芋独特のほんのりとした甘みが強くなります。雪の中で一定の寒さにさらされることで内部で糖分を蓄えるようです。

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菊芋は、タブレットや菊芋粉、菊芋チップス、お漬物と様々な加工品が販売されていますが、やっぱり、菊芋本来の風味を味わうなら「生食」が一番です。
生サラダ、煮物、天ぷら、お漬物など自分好みで菊芋を調理出来るのも生だからこそです。
私は、採れたて新鮮なので菊芋スティックサラダを味噌マヨで頂くのをお勧めしますが、素揚げやレンジでチンして、熱を加えるとネットリ感が出るのも食べて美味しい、楽しいとの購入者さんから聞いています。
それもお勧めです。また、いろんな料理法をご紹介致します。

今だけの風味と甘みが増した新鮮な「雪の下 菊芋」のご注文は、しらかば農園(フリーダイヤル0120-17-4181)か、以下のネット通販で販売しております。

是非、毎日の健康にお役立て下さい。クール便で配送致します。

・しらかば農園ホームページ…土付き、洗浄選べます。

・amazonしらかば農園店(雪の下菊芋 土付き3㎏)

・amazonしらかば農園店(雪の下菊芋 洗浄済み3㎏)…直ぐに調理に使いたい方はこちらです。

・ヤフーショッピングしらかば農園店(雪の下菊芋 土付き3㎏)

・ヤフーショッピングしらかば農園店(雪の下菊芋 洗浄済み3㎏)…直ぐに調理に使いたい方はこちらです。

※菊芋はいびつな形をしていますので、洗いづらい方も多いとお聞きしています。洗浄済はすぐに料理に使えますので
毎日菊芋を沢山召し上がる方にはお勧めです。

2020年4月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

晩秋の菊芋収穫(11/5-6,11,13,18,21-22,27)

今シーズン最後の収穫は、「菊芋」の収穫です。
11月5日からのカラ寄せ作業に始まり、途中、雨の日や降雪の中で寒さに震えながらの収穫作業もありましたが、約3週間に渡って収穫を無事に終わらせる事が出来ました。
台風17号の影響で倒伏や傾いた菊芋は、若干、粒が小さかったのですが、台風の強風に耐えた菊芋は、大きさ、収量共に良かったです。

収穫に先立ち、まずは菊芋のカラ寄せ作業から始まります。
下の写真は、夏場に撮影した「菊芋」・・・ゆうに3メートルを超える背丈でした。

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晩秋になり、霜に当たり、茎が枯れた頃が収穫適期になります。
まずは、刈払機で根元から刈ってゆき、その後、刈り取った茎の畑から運び出します。(11/5~6,13)
この作業が大変なのですが、天気に恵まれ、延べ3日間で終了しました。このカラ寄せ作業・・・他の菊芋栽培している方達はどうしているのでしょうか・・・一回他の人の収穫を見てみたいなと思いました。

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枯れた茎を畑の外に出し、2トン車で別な場所に運び出します。
綺麗にカラ寄せなど片付いていないと、収穫する際に邪魔になったりしますので、細かな枝も拾い集めます。

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下の写真の片隅に写っていますが、同じ位の菊芋畑が道路を挟んで、もう一つあります。

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収穫1日目(11/13)
初日の収穫作業が最も天気が良く、暖かく、この時期にしては珍しいくらいの好天の中、収穫する事が出来ました。
ただ、畑の端っこ辺りは、台風で傾いた菊芋が多かったので、ちょっと粒が小さめでした。

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小さな芋まで丁寧に拾い、コンテナに入れてゆきます。

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収穫2~4日目(11/18,21-22)
前日に青森県と秋田県の県境に位置する十和田湖近く「田代平農場」で初雪があり、この日から降雪の中での作業となりました。
一面の雪・・・毎年、収穫の最後の方は降雪の中で行われますが、収獲2日目にしてこの雪は過去なかったかもです。

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本当に雪の下から収穫出来るの?
初めて菊芋の収穫作業をした社員から聞かれました。菊芋は寒さには強いし、収穫するトラクターが入れる内は大丈夫です。
それより、掘り起こした菊芋を拾う手がかじかんでしまうほどの寒さでした。

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収穫2日目からは地元のシルバー人材センターさんにも手伝って貰い、とても寒い中ではありましたが作業が捗りました。

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天気も回復し、お昼頃には雪も溶けてました。

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収穫3日目の後、寒冷前線の通過で「大雨」・・・畑がぬかるんでトラクターが入れず、天候回復と共に、畑の状態待ちで数日間お休みになりました。
収穫のしないその間は、野菜スープの製造を行っています。

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かなり大きめの菊芋が収穫されていますね
しらかば農園の菊芋は、「大きさ」と「食感の良さ」、「甘み」が自慢です。
ご購入された多くの方から、良く言われます。

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最終日は11/27で、来春収穫予定の「雪の下 菊芋」分を残して終了しました。

今年は台風17号の強風で3割程度の倒伏や傾いてしまう影響があり、小粒や収量が悪い箇所もありましたが、全体的には過去最高の収量をあげることが出来ました。
早速、採れたてを食べてみましたが、寒暖の差で引き締まり、シャキシャキとした食感と風味と甘さを一層感じられる成熟した菊芋が沢山収穫されています。

採れたてなので、私はスティックサラダが一番、食感とほんのりとした菊芋の甘みを味わえる食べ方で気に入っています。

菊芋は、しらかば農園の注文受付電話 フリーダイヤル 「0120-17-4181」 で承り中です。

また、ネット販売は、以下の通りです。

しらかば農園ホームページ

ヤフーショッピングしらかば農園店

amazonしらかば農園店

一ヶ月ほどの保存がきく、「土付き菊芋」と すぐに食べられる「洗浄済菊芋」があり、3kgと6kgが各々あります。
是非、当園自慢の「生菊芋」を毎日の健康づくりにお役立て下さい。

 

2019年12月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤