新スタッフブログ
しらかば農園BLOG
紫ニンジン・金美ニンジン試し掘り
本日は、紫ニンジン、金美ニンジンの試し掘りをしてきました。
ポリフェノールが通常のニンジンの10倍入っている機能性野菜として、当園でも人気の高い「紫ニンジン」。品種は、「パープルスティック」です。
無農薬・有機栽培にて、順調に育ってきています。
下の写真は、紫ニンジンの畑です。
下の畑は、品種が「紅奏(べにかなで)」と言って、野菜スープの原材料にもなる加工用のニンジンと、沖縄の島ニンジンを改良して作られた「金美ニンジン」の畑です。
写真の左側の方が「金美ニンジン」ですが、ちょっと違いは分かりませんが、上の紫ニンジンと比べると、葉の大きさ、色なんかで違いが分かると思います。
試し掘りしてきたにんじん3種です。
左から「紫ニンジン」、中央が「紅奏」、右が「金美ニンジン」です。
収穫まではもう少しという感じですが、紫ニンジンの色合いがとても鮮やかですね~。金美ニンジンは、綺麗なレモンイエローです。どちらも、サラダに加えると彩り豊かになります。
紅奏は、加工用ニンジンですので、これからどんどん長く、大きく、肥大してゆきます。通常のニンジンとは比べられないほど、びっくりな大きさになります。今まで、見た紅奏で一番大きなものは、小さめの大根くらい、30センチは余裕で超えます。
でも、あまり大きく成長し過ぎると、ニンジンハーベスタ(収穫機)で収穫出来なくなるので、注意しています。
だいぶ、紫色のサシ?が入ってきました。試食してみると、まだ硬めですが、甘みはありました。当園のお客様は、いつもどのように利用しているのでしょうか・・・一般的には、生ジュース、スティックサラダなどです。
野菜炒めには、間違っても使わないで下さい(全て紫色に染まってしまいます)、カレーにはいいかもしれませんが、シチューは紫色のシチューになります。それくらい、ポリフェノールの色素が溶け出します。
ここ数年、天候の影響もあり、収穫量が少なかった「紫ニンジン」。今年は、沢山とれて、多くの方に是非、味わって頂きたいです。
こちらは、金美ニンジン。肉質は柔らかく、上品な甘みがあり、煮物なんかにすると綺麗ですね。私は、スティックサラダで食べるのが好きです。ニンジン臭くなくて・・・(^^) 豚汁なんかもいいです。
一時期は、関西の料亭にも出荷していました。全国でも、あまり栽培している農家さんが少ないと言われています。
収穫まであと少しです。台風による影響や病気がつきませんように・・・
毎年人気の紫・金美ニンジンを楽しみにしておられる方も大勢いらっしゃると思います。もうしばらくお待ち下さい。
稲刈り&はさがけ天日干し作業
9月下旬、稲刈り&はさがけ作業を行いました。
稲穂も黄色くなり、収穫時期を迎えました。(下の写真は収穫作業当日の稲穂の様子です)
秋田県鹿角市では、お彼岸明けからいよいよ稲刈が始まりました。当園の稲刈は、天日乾燥をするため、市内でも稲刈りは早い方です。
稲穂を刈り取り、紐で結束させる「バインダー」と言う農機械で、稲刈してゆきます。
写真では1台ですが、隣の田んぼでももう1台稼働していますので、計2台で稲刈りをしています。
当園では、手作業で除草をしていますので、どうしても田んぼに足跡が付いてしまうため、見た目以上にデコボコで、バインダーのタイヤが取られるので、1日稲刈りをしていると腕の筋肉痛になってしまいます。
結束ミスも少なく、順調に稲刈りを終えました。
その後、結束した稲穂を集めてスペースを作り、はさ組みします。
昔は全て太くて長い木で、はさぐみしていましたが、今は三脚と単管で作ります。
三脚の高さ、水平具合を何度も調整し、はさぐみしていきますが、これがけっこう難しいのです。三脚と単管も重量もあり汗だくの作業ですが、当園には組み立てのプロがいますので、お任せしました(木村君ありがとう)
稲穂を運搬車で集め、二人一組で丁寧にはさに稲穂をかけてゆきます。
これから約2~3週間かけて、じっくりと天日と秋風で乾燥してゆきます。
はさがけ天日乾燥することで、稲穂の油分や栄養分がじっくりと時間をかけて米粒に降りてきて、美味しいお米に仕上がります。
脱穀作業は10月中旬頃になります。
二日目は最後に雨になりましたが、無事に稲刈りとはさがけ作業を終了しました。
10月下旬には、「新米 あきたこまち天日乾燥米」が販売出来る予定です。
ただいま、じっくり天日乾燥中です。新米の発売についてのお問い合わせが徐々に増えてきていますが、今しばらくお待ち下さいませ(^^)
今年最後の夏大根収穫
9月中旬・・7月中旬から毎週のように行われた葉大根・夏大根の収穫も今回の収穫作業で一区切りです。
夏場の大根堀りは暑さとの戦いになりますが、秋田県鹿角市ではお盆を過ぎると朝夕はめっきり涼しくなり、9月に入ると日中は暑さを感じる日もありますが、朝夕は半袖ではもう肌寒く感じます。
下の写真は、収穫した大根の洗浄作業の様子です。
4トン車で積んできた大根を水槽に入れ、土を落としやすいよう充分に水に漬けてから、大根洗浄機に通すと綺麗に土が落とされて出てきます。
今回は、大根の葉が丁度良い大きさになった頃に収穫したので、少し大根は小さめですが、肌も綺麗で美味しそうです。
この日収穫した大根の葉をハウスで乾燥させます。
ひとまず、夏大根の収穫は終了し、10月からいよいよ秋大根の収穫が始まります。
今年最後の畦畔草刈り
9月に入り、今月末か来月始めの稲刈り前の「最後の畦畔草刈り作業」を本日(9/6)行いました。
9月に入っても真夏日が続き、昨日の人参草取り作業は暑さでみんなへばっていましたが、低気圧の影響で、本日は朝から雨降りで人参畑の草取り作業は延期になり、収穫前の田んぼのあぜ道の草刈り(畦畔草刈り)を行いました。
時折、激しい雨にもなりましたが、暑くなくて作業が捗りました。
雨で稲穂が濡れています。
下の写真は、8月24日に撮影した田んぼの様子。
稲穂も青々としています。畦畔の草も伸び放題です。カメムシ防除のため、収穫2週間前までは草刈りは控えますが、今年はどこの田んぼも最後の草刈り作業が早いようです。春からの好天が続き、稲の生育が順調で、刈り取り時期も早まるのかな・・
本日の稲穂の様子です。
たいぶ黄色に色づいてきました。収穫は、今月下旬~来月上旬を予定していますが、台風やこれからの天候で収穫時期も変わります。
もうそろそろ、新米の季節ですね~
当園では、平成27年産「あきたこまち天日乾燥米」(特栽米)の販売は、9月いっぱいまでです。
早場米など、新米も食べれる時期になりましたが、低農薬、天日乾燥米にこだわるお客様には、昨年のお米もお勧めしています。
今ならサービス米2kgをプレゼントする「得々キャンペーン」中です。(当園ホームページからご注文出来ます)
夏大根の収穫に珍客!?
9月2日に行われた「第5回目」の夏大根の収穫作業に、珍客が現れました。
秋田県と青森県の県境にある十和田湖近くの田代平農場。大自然に囲まれた山の中にある農場です。
今年世間を騒がせた熊被害(死傷者4名)があった場所まで、直線距離で3キロメートル余り。熊やたぬき、きつね、鹿など十和田湖外輪山には沢山の動物達が暮らしていて、きつねも珍しくありませんが、収穫作業中に近くまで「きつね」が現れたのは初めての経験でした。
熊同様に食べるものがないのでしょうか・・人懐っこいだけでしょうか・・・収穫作業中にすぐ側まで来た珍客に社員も作業を止めて見ていました。
夏大根の収穫作業も来週(9月12~13日予定)で終えて、次は10月からの秋大根の収穫となります。