牛蒡(ごぼう)の播種作業

今年第一回目の播種作業は、栽培期間が約150日と最も長い牛蒡です。

当園の自家製たい肥を撒いた後に、丁寧に深耕ロータリーをかけて畑づくりを行なっています。籾殻(モミガラ)が大量に入っていますので、すごく土がフカフカしています。
そして、いよいよ播種(種まき)です。
トラクターの後ろに二つの三角形のケースに牛蒡の種子が入っています。それと二つのロールがその後ろにあり、これで均等に種子を落としてゆきます。

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今回の牛蒡畑は、平畝です。
いつもは、高畝で栽培するのですが、今回は平畝で牛蒡栽培を行います。水はけの良い圃場では平畝が適していると言われています。
まだ梅雨入りしていませんが、平年以上に降雨量があると予想されていますので、少し心配なのですが、今回は平畝でやってみます。

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こう見ると種が落とされているのか分かりませんが、実際には牛蒡の種子が落ちて、土をかぶせているようです。

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第一回目の牛蒡畑は、50アールです。縦100m×横50mの畑です。
播種作業後の気象条件で、発芽率が変わってきます。十和田湖近くの十和田高原にある田代平農場は、6月に入ってからも遅霜があったりしますので、天候や気温には充分に気を付けて播種を行っています。
以前に、遅霜や気温が低い日が続き、その影響で発芽率が非常に悪く、植え直しをした年もありました。
今年は好天が続いていますので、大丈夫かと思いますが、これからの天気に注視してゆきたいと思います。

2015年6月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤