草取りの最盛期!

7月は草取り作業の最盛期です。

6月初めに種まきをした「牛蒡畑」から始まり、人参、大根・・・と五月雨式に次々と種まきが行われてゆきますので、種まきから2~3週目を目途に巡回して草取りを行っています。

一見、何の畑が分からないのですが、実は「人参畑」です。まるでお茶畑のよう・・
先月末に予定していた草取りが大雨で延期・延期を繰り返し、畑に入れるようになった頃には、これほどまでに雑草が生い茂っているとは・・びっくりです。除草が遅すぎでした。
これほどまでに伸びてしまうと、立鎌も使えず、手で草をむしってゆき、人参の芽を草と一緒に抜けないよう、手で抑えながら、除草してゆきます。
さすがに草取りには慣れているしらかば農園の社員でも、根気が入りました・・この畑には3日間かかりました。(7/8-10)

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続いて、大根の葉だけを収穫する為に栽培している「葉大根畑」です。
これは立鎌を使って、大根の葉を傷つけないように気遣いながら除草してゆきます。ほんと雑草は小さな芽の内に除草してしまうのが一番良いやり方です。(7/16)

 

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続いて、これは夏大根の畑です。収穫は8月第二週を予定している圃場です。
「やませ」の涼しい風が吹き、暑くなくて作業が捗りました。(7/23)

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続いて、冬越し牛蒡畑(7/23,29)。右側のお隣の畑は6月初めに種まきした「牛蒡畑」です。
これも梅雨の雨をたっぷり吸って、好天が続いたので雑草のスゴイ勢いで伸びています。根気強く除草しています。

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除草作業は7月終盤~8月上旬まで予定されていますので、月の半分は丸々除草作業をしている状態です。
でも、しっかりと除草してあげると、牛蒡が生き生きして見えますね~(^^)


2019年7月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

田んぼの溝切り(7/5)

7/5の田んぼの様子です。

7月初めから「中干し」を開始しています。「中干し」とは、田んぼから水を落とし、稲の生育を抑える事で、茎数過多を防ぐための稲作の栽培管理の一つです。
また、中干しを行うことで土壌中のガス抜き効果や根を活性化させる効果もあります。しっかりと田面を乾かすことで、硬くなり秋の収穫作業がスムーズに行えます。
しかしながら、田んぼによっては水はけが悪かったりするのがあり、「中干し」+「溝切り」を行う事で、今後の水管理が容易になり、しっかりと田面が固くなります。

どちらかと言えば、しっかりと田面を乾かし、秋の収穫時期にバインダーでぬからないようにするために実施しています。
実際、今年で特栽米の栽培も10年目を迎えますが、当初は「溝切り」をしていませんでした。秋の収穫期に台風や大雨で田んぼがぬかるみ、大変な思いを何度か繰り返し、今はしっかりと「溝切り」を行う事で解消されています。

溝切りは、下の写真のような農機具を使って、稲と稲の間に溝をつけてゆきます。

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残念ながら、一人で行っていますので、作業風景は写真を撮ることは出来ませんが、作業前と作業後の写真を載せます。

<作業前>

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<作業後>

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溝切りした直後から、溝に水が溜まりだし、最終的に排水管に溝が繋がっていますので、そちらに水が流れてゆく仕組みです。
後は7月中旬までしっかりと田面を乾かします。

 

2019年7月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤