菊芋畑の草取(6/19,22)

平年と同じで昨年より1日早い6/14に梅雨入りした秋田県。
梅雨入りはしたもののカラ梅雨が続いており、計画通りに第一回目の菊芋畑の草取りが出来ました。

天候の関係で6/1に種植えを実施した菊芋。3週間ほど経過し、芽が出揃いました。それと同時に雑草も出てきました。

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雑草が少ない畝もありますが、多い畝はこんな感じです。
まだ、なんとか立ち鎌で除草出来ますが、これ以上おおきくなると、鎌や手取り作業となってしまいますので、雑草駆除は早め早めを心掛けています。

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草取り二日目は、好天に恵まれした。
こうなると除草した雑草の根がお日様に当たり、すぐに干からびて死んでしまいます。

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草取りをしている最中に珍客です。
菊芋畑の周りは竹藪になっていますが、ガサガサと音がして、作業している社員が「熊」が出たのではないかと声をあげます。
一瞬ヒヤリとしましたが、カモシカのようです。
↓の写真の赤く〇印を付けた箇所に注目して見てください。けっこう大きなカモシカでした。

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2016年、タケノコ採りシーズン(5~6月)に農場から直線距離にして3㎞ほどの場所で、「人食い熊被害」があり、4名の犠牲者が出た事件がありました。
農場の周りは根曲がりダケが出るのですが、私も怖くて笹薮に入る事がなくなりました。(被害のあった秋田県鹿角市熊取平、田代平地区では今も入山禁止になっています)
ですから、ガサガサと音がすると、みんな周りを見渡し警戒します。

梅雨の合間の天候にも恵まれ、順調に菊芋畑の一回目の草取りを終える事が出来ました。

 

2020年7月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

マニアスプレッター堆肥撒き

6~7月までは畑づくりの最盛期になります。

毎年6~7月は種まきの最盛期で栽培期間が最も長いゴボウの種まきから始まり、ニンジン、夏大根、そして8月上旬の秋大根の種まきまで、畑づくり~種まき作業を五月雨式に何度も繰り返し行います。

畑づくりは、マニアスプレッダと呼ばれる堆肥を散布する農業機械で、発酵豚糞と食物性有機(籾殻、藁など)を混ぜ合わせ、1年を掛けて腐熟させた自家製有機肥料の散布から始まり、深耕ロータリーで耕転させ、しばらく馴染ませてから、畝立てします。

写真は、トラクターの後ろにあるマニアスプレッターと呼ばれる「堆肥を撒く農業機械」です。
連作障害を避け、昨年休耕地にしていた場所に、自家製の堆肥を撒き散らします。

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近くに寄ると凄まじい音がして、堆肥がいきよいよく撒き散らされています。

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この後、深耕ロータリーをかけて堆肥と土を混ぜ合わせます。

1年をかけて腐熟させる自家製堆肥づくりは大変ですが、良い野菜作りには良い堆肥、良い土づくりを基本にしています。

 

2020年7月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤