お米の色選機がけ

脱穀作業後、「もみずり」作業を行い、もみ殻から玄米を取り出します。
通常であれば、ここで玄米として出荷・販売が出来るようになるのですが、当園では「色選機(しきせんき)」にお米をかけて、未成熟なお米、着色米、カメムシに吸われた「斑点米」などを綺麗に取り除く作業を行います。

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農業法人やお米を大きく取り扱う業者さんでは持っている「色選機」ですが、個人の農家さんではなかなか持っていません。
稲作を大きくやっている私の友人宅で昨年「色選機」を導入しましたので、今年は友人宅に収穫した玄米を全量持っていって、綺麗なお米だけにしていただきます。

まずは、投入口から玄米を入れてゆきます。

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選別された悪いお米だけがはじかれてゆきます。

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色選機の操作パネルです。
カメムシやヤケ米、異物、未成熟米など、その種類別に選別する強弱の設定が出来るようです。

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確かに悪いお米だけを取り除いてくれています。

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綺麗に選別されたお米です。

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除草作業を手作業で行うなど、慣行栽培の半分以下の農薬使用と有機肥料を使い、6年連続「秋田県特別栽培農産物」に認定されたお米です。
また、天日乾燥でお米本来の旨みが凝縮された、安全と美味しさを両立させたお米(あきたこまち)です。

今年も良いお米が収穫出来ました。是非、ご賞味下さいませ。

 

2015年11月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤