菊芋栽培の様子をお伝えします。
5月27日に種植えをした様子は、過去のブログにある通りです。それから約20日の草取りの様子です。
この時は、この辺りでは「シノビ」と呼ばれている雑草「ギシギシ」の除草から始まりました。ギシギシは、根が少しでも残ると、また芽を出してしまう、駆除がやっかいな雑草です。駆除には通常除草剤を何度かかけるのらしいのですが、無農薬栽培しているので皆で、土を掘って根っこごとひっこぬきます。それをビニール袋に入れて、圃場外に出すので、他の草取りより苦労します。
こんな感じで綺麗に除草されてゆきます。
成長すると2~3メートルの背丈になる菊芋も、種植えから20日後は、こんなに小さいものです。
次の作業は、草取りと土寄せで7月13~14日に行われました。
だいぶ大きく成長してきました。昨年は、台風による強風の影響で倒れてしまっただけに、今回の土寄せは念入りに行っています。
こちらは、今年栽培2年目の「赤菊芋」。
なぜか、普通の菊芋より、同時期でも背丈も高く、葉もすごく大きくなっています。
菊芋は、通常は塊根部を食しますが、菊芋の葉を乾燥させてお茶にしても効果があると言われています。まだ試したことはないのですが・・・ 来年はやってみようかな。
そして、現在の菊芋の様子です。(8月10日撮影)
背丈は1メートルを越しています。今年は、昨年の2倍以上の作付をしています。このまま順調に行けば、とてつもない量の菊芋が収穫されると思います。
収穫は晩秋(11月中旬)を予定しています。当園の菊芋は、他に栽培している菊芋より、かなり大きく、味も良いとお客様から聞いています。
品質の良い菊芋が収穫されるよう、今後の天候具合(特に台風)が気になります。
赤菊芋の方は、すでに1.5メートルほどに成長しています。
昨年は、種取り用に栽培しただけの赤菊芋。販売用に栽培したのは今年が初めてです。どんな菊芋が収穫されるのか、今から楽しみです。