新スタッフブログ

しらかば農園BLOG

菊芋畑の草取り、土寄せ(7/29-31)

5月下旬に菊芋の定植をしてから約二ヶ月、菊芋は日に日に成長してゆくのが分かります。背丈は1.5mに達し、平年より成長が早いです。

背丈が3メートルに達する菊芋が夏以降の台風や強風で倒伏しないよう、毎年この時期に土寄せをしています。
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「土寄せ」は「培土」とも言われ、茎の基部を土で押さえて倒伏を防ぐ物理的効果のほかに、培土によって茎基部から不定根を発生させることも倒伏への抵抗強化となります。
当園では管理機と呼ばれる農機具を使用して、畝と畝の間を中耕し、同時に菊芋の根元に土を飛ばし、根元に培土します。

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管理機で培土した後は、菊芋の株元に土がかかり、中耕除草で畝間も綺麗に除草されています。

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その後、立鎌等を使い、しっかりと株元に手作業で土寄せを実施します。(この作業が大変・・・手がマメだらけ)

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仕上げの土寄せを手作業で行った後の状態です。

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しっかりと土寄せを行い、台風や強風に備えますが、台風の雨風の強さによっては、防ぎきれない場合もあり、数年前の台風ではほとんど倒伏してしまい、収量が全く良くない年もありました。
また、背丈が3mを超す菊芋の芯止めを行い、背丈を2mに抑えるなど強風対策をした年もあり、毎年試行錯誤して強風に備えています。


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後は強烈な台風が来ませんように・・お祈りです。

2019年8月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

人参畑の草取り

今秋収穫予定の人参畑の2回目の草取り作業です。

前回の草取りでは、梅雨で畑に入れず、茶畑のように雑草が生えてしまった「人参畑」でしたが、時間は掛かりましたがしっかりと除草し、一ヶ月後の2回目になる草取り作業です。
草取りは先手必勝・・・小さな内に除草するのが一番です。後手後手に回らないよう、早めに着手しました。

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播種から二ヶ月近く経過し、しっかりと成長しています。

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この日は、風が吹いて、草取り作業には丁度良い天候でした。

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2019年8月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

牛蒡の草取り・間引き作業(7/31-)

秋に収穫予定の牛蒡の草取り・間引き作業の様子です。

だいぶ牛蒡の葉が大きくなってきました。今回は草取りと「間引き」作業も同時に行っています。

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「間引き」作業とは、発芽した芽の密生部をすかせ、葉が縮んだものや本葉が左右不均等なものを取り除き、成長の良い強い芽やしっかりと成長しているものを選び残す作業です。
牛蒡の種まきでは一箇所に5~6粒ほど蒔かれ、競争し合うように芽を出します。その中からしっかりとした牛蒡を選ぶのですが、成長に合わせ、何度かに分けて間引きを実施します。

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最終的に、1本になるように間引きしてゆきます。
来月には、大きなフキの葉くらいまで牛蒡の葉が大きくなり、晩秋に収穫します。

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2019年8月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

葉大根の収穫(7/22)

今年初めての収穫作業は、「葉大根」の収穫でした。

葉大根は、食べる根の部分は使わずに、大根の葉だけを収穫する目的でたくさん栽培しています。品種は「天宝」。
当園では、野菜スープの原材料の一つですが、この品種は大根の葉のお漬物とか加工に使われている品種です。
大根は食べる根の部分より、葉の部分に圧倒的に栄養があると言われています。大根の葉は、「緑黄色野菜」の仲間でベータカロテン、カルシウム、ビタミン類が豊富に含まれて、とっても身体に良いのです。
スーパー等では葉が付いたままの大根は売られていません。大根の葉は収穫するとすぐに萎れてしまう為ですが、ほんと勿体ないと思います。

この日の収穫する面積は20アール。早朝から大根堀りを開始し、9時前には全て抜き終えました。
葉大根と言うだけあって、食べる根の部分はあまり肥大しません。2~3本持ち帰り食べてみましたが、少し辛味があって「大根おろし」向きでしょうか・・

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大根を抜いたら、すぐに大根の首根の部分から切り離し、少し日光に当てて、しんなりさせます。
その後、玉縄で大根の葉を取りまとめ、運搬しやすい状態にします。

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午後からは、野菜スープ製造工場近くのハウスに移動し、ハウス内で干します。
長くこの仕事をしていますが、夏のこの時期にハウスで涼しく作業が出来たのは初めて! いつもなら午後2時を超える頃には、ほとんどサウナ状態・・ハウス内で汗ダラダラです。
農場も「やませ」の影響で涼しい風が吹いて作業が捗りましたが、ハウスでも同様でした。

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天候にもよりますが、ここで約一ヶ月間、ハウス干します。そうすると、綺麗な干し菜が出来上がり、これが野菜スープの色合い(黄金色)になります。
お客様に昔懐かしい「干し菜」の味がすると言われますが、この様な感じで「干し菜」づくりをしています。

2019年7月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

草取りの最盛期!

7月は草取り作業の最盛期です。

6月初めに種まきをした「牛蒡畑」から始まり、人参、大根・・・と五月雨式に次々と種まきが行われてゆきますので、種まきから2~3週目を目途に巡回して草取りを行っています。

一見、何の畑が分からないのですが、実は「人参畑」です。まるでお茶畑のよう・・
先月末に予定していた草取りが大雨で延期・延期を繰り返し、畑に入れるようになった頃には、これほどまでに雑草が生い茂っているとは・・びっくりです。除草が遅すぎでした。
これほどまでに伸びてしまうと、立鎌も使えず、手で草をむしってゆき、人参の芽を草と一緒に抜けないよう、手で抑えながら、除草してゆきます。
さすがに草取りには慣れているしらかば農園の社員でも、根気が入りました・・この畑には3日間かかりました。(7/8-10)

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続いて、大根の葉だけを収穫する為に栽培している「葉大根畑」です。
これは立鎌を使って、大根の葉を傷つけないように気遣いながら除草してゆきます。ほんと雑草は小さな芽の内に除草してしまうのが一番良いやり方です。(7/16)

 

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続いて、これは夏大根の畑です。収穫は8月第二週を予定している圃場です。
「やませ」の涼しい風が吹き、暑くなくて作業が捗りました。(7/23)

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続いて、冬越し牛蒡畑(7/23,29)。右側のお隣の畑は6月初めに種まきした「牛蒡畑」です。
これも梅雨の雨をたっぷり吸って、好天が続いたので雑草のスゴイ勢いで伸びています。根気強く除草しています。

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除草作業は7月終盤~8月上旬まで予定されていますので、月の半分は丸々除草作業をしている状態です。
でも、しっかりと除草してあげると、牛蒡が生き生きして見えますね~(^^)


2019年7月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤