田植え

汗ばむほどの好天に恵まれた5月20日に今年の田植えを行いました。
今年で7年目を迎える「秋田県特別栽培農産物」の認可受けている「あきたこまち」です。慣行栽培の半分の農薬と化学肥料を抑えた生産基準ですが、当園では、さらに農薬カウントを減らす努力で、低農薬栽培をしています。
今回移植している苗は、育苗時に農薬を使わない「温湯消毒」をしています。

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田植え機に側条用肥料を追加している様子です。
側条用肥料とは、移植時に田植え機が苗の根本に施してくれる肥料(基肥)です。

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これが当園で使用している側条用肥料です。100%完全有機肥料です。
昨年、全国ニュースになった秋田県の会社で肥料の偽装表示事件があったこと覚えていますでしょうか。あの時は、特栽栽培米の認可が取り消しになった農家や農業法人が沢山ありました。
当園の特別栽培米も栽培記録、どんな肥料を使ったか等を再チェックされましたが、偽装肥料は使用していませんので、直ぐに再度、特別栽培農産物の認可がおりました。
使う側は成分表示を信じて使っていますし、特に特栽米での肥料成分の配合等は厳密にチェックされますので、偽装肥料を使ってしまった農家さんは怒りが込み上げてくると思います。

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田植えが終わった後は、補植作業です。
今の田植え機は、欠株がないと言いますが、苗も余っていましたので、田んぼに入り、1本苗や欠株がある場所に手で植えてゆきます。

 

 

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お天気にも恵まれて、良い田植えが出来ました(^^)

2016年6月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

冬越し牛蒡(ゴボウ)の収穫(5月)

雪解けが早かった今年は、5月GW明けの10日から「冬越し牛蒡」の収穫が始まりました。週に2~3回の収穫を5月いっぱい続けます。青森県と秋田県の県境に位置する「田代平農場」では、GW明けは山桜の開花もまだまだです。肌寒い中での収穫です。
牛蒡の葉は晩秋で枯れてしまうのですが、春の訪れと共にまた、新しい葉を付けます。GW明けの葉の大きさは、この程度ですが・・・

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5月中旬になると、まるで秋田フキのように葉が大きくなってゆきます。

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トラクター後方に大きな爪みたいなプレートが付いていて、土の中の牛蒡を掘り起こしてゆきます。この位、牛蒡の葉が大きいと収穫時に少し邪魔になっています。

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今後は、5月下旬の収穫の様子です。
これは牛蒡の葉が大きくなりすぎてしまい、葉をロータリモア(草刈機)で粉砕したため、全く牛蒡の葉が無くなっている状態です。
そのまま葉を伸ばしておくと、牛蒡にスが入っていまい、スカスカな牛蒡になってしまうので、早めに葉を刈っておくのです。
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採れた牛蒡。晩秋に収穫した牛蒡と同じく新鮮です。牛蒡本来の香りが強く、シャキシャキしていて美味しかったですよ。

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会社での牛蒡洗浄シーン。
春掘りの牛蒡は、土付きのまま冷蔵庫に保存し、その都度、野菜スープの製造に応じて、洗い出します。その方が、断然、日持ちするからです。今年の春堀りも豊作で、今秋に収穫される牛蒡が出るまで、使い続けれる量が採れています。

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実は、全国ニュースにもなった「秋田県鹿角市大湯・熊取平地区、田代平地区」での熊被害(死者4名)は、当園農場から直線距離にしてわずか2~3kmの場所です。5月下旬は、タケノコ(ネマガリダケ)採りに来て行方不明になった遭難者を捜索するヘリコプターが農場周辺や頭上を飛び回っていました。当園の田代平農場周辺は、タケノコやキノコなど山の幸に恵まれた、地元では有名なタケノコの産地。年内はもちろん、隣県からもタケノコ採りに訪れます。今年はタケノコが不作で、タケノコが大好きな熊と鉢合わせるケースが続出し、死者4名も出してしまう大惨事になりました。入山規制を敷いても、タケノコ採りの入山者は絶えませんでした。農場の畑のすぐ脇は笹ヤブがあり、休憩時間に畑のすぐ脇でタケノコが採れます。今年は、熊が怖くてどうしても奥に入れませんでしたが、トラクターが鳴り響く農場にまで熊が出没するとは思えませんが、農作業時は十分に注意したいと思っています。

 

2016年6月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤