ハウスシート掛け(6/21)

本日の作業は、農作業繁忙期を迎える前に、大型農業用ハウスにビニールシートを被せ、屋根張りを行います。
この大型農業用ビニールハウスは、収穫した大根の葉を乾燥させる為のもので、6棟あります。

毎年、6月頃にシート屋根掛けを行い晩秋にビニールシート屋根を外し降雪に備えます。
「大根の葉」を1年分確保するには収穫後すぐに大型ビニールハウスで乾燥させます。収穫後1ヶ月ほどハウスで乾燥させ取込んでは、また収穫した新しい大根の葉を乾燥させる事を繰り返し、乾燥大根葉を1年分を蓄えます。

まずは、屋根となるビニールシートを被せます。

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シートを被せたら、パッカと呼ばれるプラスティック製の留め具でシートを固定させてゆき、その後、ビニール紐で屋根を抑えていきます。

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この日も梅雨で今にも雨がこぼれてきそうな曇り空でしたが、4棟を無事に張り終えました。

2018年6月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

水田の除草(6/19-20)

梅雨の合間の晴れた日に二日間かけて、手取りによる田の除草作業を行いました。

広い大根畑の草取りに慣れたしらかば農園の社員でも、膝まで水に浸かり、腰をかがめた姿勢えの水田の草取り作業は体力的にも精神的にも音をあげてしまうほどの重労働の農作業。
しらかば農園の農作業でもベスト3に入るキツイ仕事です。

今年で9年目を迎える「特別栽培農産物」・・特栽米には、農薬使用や化学肥料使用の厳しい生産基準があり、1カウントでも農薬を使わないように、手作業による除草作業を毎年行っていますが、もう一つの目的は、大規模な稲作では真似出来ない「撹拌・中耕作業」で、水田内の新鮮な空気を送り込み、根に酸素補給と刺激を与え根張りを促進させるのが目的です。

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稲の周りに生える雑草を取りながら、稲の周りを丁寧にかき回します。そうすると、土中に藁が発酵したガスが出てきて、ヘドロのような匂いがしますが、このガス抜きと稲の根に新鮮な空気を送ることで、稲が健康に育ちます。

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この作業を行うと、太ももとお尻が強烈な筋肉痛になり、階段の登り下りがとても苦痛になります。(私で3日間は相当な筋肉痛でした)

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大変な作業ですが、この作業を終えると、なぜか稲が生き生きとして見えます。また、根張りを促進させ、分けつが進むような気もします。

 

2018年6月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤