脱穀作業(10/18-19)

秋晴れの好天のもと、「脱穀作業」を行いました。
刈り取りから2週間の間に、強烈な台風25号の直撃に、「はさ」が倒れてしまうのではないかと心配でしたが、なんとか大丈夫でした。
その後、好天が続き、刈り取りより15日後に、目標とする水分含有率16%に達し、脱穀となりました。

いよいよ脱穀スタート。朝はかなり冷え込みましたが、日中は暑いくらいの陽気でした。
午前中に脱穀する分にはブルーシートを掛けて、朝露に濡れないようにします。濡れてしまうとハーベスタ(脱穀機)の詰まりの原因になってしまいます。

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「はさ」から丁寧に束ねた稲穂をおろし、次々にハーベスタに投入してゆきます。ハーベスタで稲わらと籾殻を分離させて、袋に籾殻が溜まってゆきます。

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籾殻を取り除いた「稲わら」をまとめてゆきます。
後で細かく切り刻んで、自家製たい肥の原料になります。

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昨年は秋雨前線の停滞で、刈り取りも脱穀作業もスムーズにゆかず、天候に左右されましたが、今年はほぼ計画通りに作業が出来ました。
新米「あきたこまち天日乾燥米」は、10月下旬に販売開始予定です。
今しばらくお待ち下さいませ。

2018年10月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

もうすぐ脱穀!(10/15)

脱穀作業を三日後に予定されています。
今日は、お米の水分含有量の計測と昔ながらの「はさがけ風景」をお伝えします。

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水分含有量を計測したら、平均16.4%でした。
通常流通するお米の水分含有量は貯蔵性をたかめるため、14.5-15%以内。最近の火力乾燥機は美味しいと言われていますが、やはり、太陽と爽やかな秋風でじっくりと時間を掛けて天日自然乾燥させた「はさがけ米」との違いは出ます。
なにより、瑞々しくて艷やか・・・玄米の色が薄い感じがします。一晩で急速に乾燥させる火力乾燥と2週間以上、自然に天日干しするお米とは違います。

こうして、籾を逆さにすることで、稲穂の油分、栄養分、甘みが時間を掛けて、米粒に浸透してゆくので、天日干し米は美味しいと言われています。

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遠くから見た「はさがけ風景」です。
米どころ「秋田」でも、昔ながらのはさがけ風景はあまり見ません。本当に少なくなりました。農家さんが自分達用にわずかにやる程度・・・
最近は、田んぼの集約が進み、大規模栽培が行われていますので、尚更ですね。
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明日は雨予報ですが、あさっては好天で気温も高く、丁度良いタイミング(水分含有率16%)で脱穀作業が出来そうです。

2018年10月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

今年最後の大根掘り(10/15-16)

朝夕はめっきり冷え込みが強くなり、早くもストーブをつけている人もいます。
今年最後の秋大根の収穫作業を行いました。
まだ、新鮮野菜プレゼント用の各種大根はありますが、作付けスケジュール上の大根はこれでおしまいになりました。

今年の大根は、低温・日照不足、高温干ばつが周期的に繰り返し、種まきをした時期、発芽、成長期のタイミングでどんな気象条件に当たるかで、収量・品質に差が出る極端な気候で栽培管理が難しい年でした。

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「やませ」の影響で3割の収量減になった昨年に比べると、大豊作とまではいきませんが、平年並の収量でした。

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大根の洗浄風景です。

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秋大根らしい、丸々と太ったずっしりとした重さがありました。

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生サラダでも煮込んでも美味しい当園自慢の大根です。

 

2018年10月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤