新スタッフブログ

しらかば農園BLOG

菊芋の花が満開です(10/2)

菊芋の花が満開時期を迎えました。

当園の菊芋は、9月下旬~10月中頃にかけて小さな菊の様な花を咲かせます。

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絨毯のように菊芋の花が咲いていますが、3メートルを越す位置で咲いています。
この写真も2トン車の荷台に乗って撮影したものです。ほんと綺麗ですよ。

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9/11時点の菊芋の様子。つぼみの状態です。

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背丈は3メートルを超えています。

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9/24の菊芋畑の様子。
西日本で被害が大きかった台風17号の強風で、2~3割は倒伏してしまいました。

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そして現在の様子。
倒伏したり、茎が折れてしまった菊芋もありますが、傾きながらも綺麗な花を咲かせています。

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菊芋は花を咲かせた後、食べる菊芋に当たる根の部分が肥大化してゆきます。
霜に当たり、菊芋の茎が枯れた頃が収穫時期です。

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収穫は11月中旬頃からになります。菊芋への問合せ、予約も頂いております。
販売は11月下旬になりますので、今しばらくお待ち下さい。

 

2019年10月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

秋大根の収穫(9月中旬~)

9月中旬から始まった「秋大根の収穫」が最盛期を迎えています。

朝夕はめっきり涼しくなり、早朝から行う大根の収穫もカッパやヤッケを着ての作業になりました。当日収穫する大根を全て掘り終えた時は、雨に降られたように朝露でカッパが濡れています。
当園では、その日1日で収穫作業、大根の葉のハウス干し、大根の洗浄、計量、冷蔵庫格納までを行うため、1日で収穫出来る面積は10a程になります。
朝夕の寒暖差で大根の肥大化が進み、ずっしりとした手応えのある大根が収穫出来ています。

まずは収穫作業。
長さが100mある大根畑をひたすら収穫してゆきます。

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秋大根は寒暖差と適度な雨で肥大化が進み、ずっしりとした手応えになります。
肥大化が進むと大根は大きく太くなりますが、大根の葉も大きくなりすぎたり、固くなったりしますので、乾燥させる大根の葉の大きさ、状態も考慮した「収穫適期」で、大根を収穫します。

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続いて、大根と大根の葉の切り離し。

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切り離しが終了すると、大根の袋詰め。

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その後、大根の葉を荒縄でまとめ、運び出しやすいようにします。

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大根、大根の葉を4トン車に積み込み、農場から野菜スープ製造工場まで運搬します。
午後からは、ハウスで大根の葉を干してゆきます。

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その後、大根を洗浄します。

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収穫した大根を計量し、冷蔵庫に収納してゆきます。

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これから収穫する大根の面積です。

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9月中旬から、週1回ペースで秋大根を収穫しています。秋大根の収穫は10月下旬まで続けています。

 

2019年10月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

ニンジンの収穫始まる(9/17~)

収穫の秋到来! いよいよニンジンの収穫が始まりました。

今年は高温・少雨の影響で品質低下が懸念されていましたが、その後の天候回復と8月下旬より、ようやく気温が下がり、日中と夜間の寒暖差で肥大化が進み、収穫適期になりました。
播種時の低温の影響で発芽率が悪く、若干の収量減になりそうな感じです。

現在収穫されているニンジンの品種は「時なし五寸」と言う、昔ながらのニンジンの品種です。野菜をじっくりと煮込む野菜スープの原材料に適したニンジン本来の豊富な栄養、えぐ味と苦味、甘みを持つ品種です。
最近のニンジンは甘く美味しく、本来のニンジン臭さがあまりしないように品種改良されていますが、野菜スープにはニンジン独特の強い匂いと味でないと、いい味がでませんので、ずっと使い続けている品種です。

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ニンジンハーベスタを使用して収穫してゆきます。
ハーベスタの先端でニンジンの葉を掴み、自動で葉と根(ニンジンの可食部)を切り離し、コンベアに流れてきます。
そこで、雑草や葉が残って流れてきたものを取り除きます。

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ハーベスタがニンジンで一杯になったら、トラックに戻り、コンテナに入れてゆきます。

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肥大化が進み、大きなニンジンが収穫されています

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この圃場で3日間収穫が続き、10月初旬には第二弾の収穫が始まります。

 

 

2019年9月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

バーニャカウダ人参・牛蒡の間引作業(9/10-11)

本日は各種ニンジンの最後の間引き作業と土寄せを行ないました。
昨年より作付を始めた「バーニャカウダ人参」。当園では白、紫、橙、黄の4種の色の人参(イタリア野菜)を栽培しています。
バーニャカウダとは、野菜を食べやすくスティック状にしたものを、添えられた温かなディップソースにつけて食べる料理で、イタリアの北部、ピエモンテ州の代表的な郷土料理だそうです。
昨年収穫したバーニャカウダ人参をディップソースを作って食べてみましたが、なかなかの美味しさ。野菜スティックサラダでも食べれますが、一番の違いはマヨネーズとかの調味料にディップするスタイルと違って、温かいソースにつけて食べる事でした。
ソースはアンチョビ、ニンニク、オリーブオイルで作る温かなソースでした。今年も食べてみたいな・・

栽培の方は、収穫まで残り一ヶ月となり、間引きをしたり、人参の肩の部分が日光に当たって変色を防ぐために、しっかりと土寄せをします。

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写真では分かりにくいかもしれませんが、間引きした白と黄色のイタリア人参です。あまり肥大化せずに細長くなるのが特長です。

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続いて、当園でも人気のある「金美ニンジン」です。沖縄の島ニンジンの改良系で、肉質が柔らかく、生でも炒めても美味しいニンジンです。

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金美ニンジンは、鮮やかなレモンイエローのニンジン。これから収穫まで肥大化が進みます。

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最後は、10月中旬から収穫が始まる「牛蒡」の間引きです。
牛蒡の葉は、秋田フキのように大きくなっています。

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だいぶ牛蒡が伸びてきているので、間引きで引き抜くのが大変でした。

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左が秋収穫予定の牛蒡。右が冬越しして、春収穫する牛蒡です。
まだ、冬越し牛蒡は小さいですね。

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最後の間引き作業が終わり、順調に育ってくれるのを心待ちにしています。

2019年9月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

稲作の完全落水(8/27)と最後の畦畔草刈り(9/3)

9月下旬~10月初め頃に「稲刈り」予定の現在の田んぼの様子です。

8月下旬に落水していますが、圃場によって水が抜けきれない田はクロ切りして、雨が降っても排水しやすい状態にします。
落水とは田んぼの水を抜き、稲を乾かすことにより登熟を進め、また、土を乾かすことにより、稲刈りの作業がスムーズに行えるようにする稲作管理です。

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今回は二箇所クロを切って、排水しやすいようにしています。
これでも秋雨が長かったり、台風の到来が多い時は、田んぼに水が残り、充分に田んぼを乾かずことが出来ずに表面がぬかるんでしまい、稲刈り作業がメチャクチャ苦労します。当園では大型コンバインでの稲刈りではなく、はさがけによる天日乾燥する為にバインダーで稲刈りをしていますので尚更です。そのため、他の田んぼより若干早めに落水させ、田んぼを乾燥させます。

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落水から数日後の9/3は、今年最後の畦畔草刈りを行い、伸び切った雑草を刈りました。この頃は、畦畔の雑草も長く、刈払機に草が絡みつき、ちょっと大変でしたが、日中でもだいぶ涼しくなってきましたので、作業はしやすかったです。

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下の2枚の写真は出穂期の様子です(8/2撮影)。
茎の中で穂が育ち、ニョキニョキと穂が茎から出てきました。出穂してから好天に恵まれると、美味しいお米になると言われています。
昨年はこの時期の天候が悪かったのですが、今年は暑さもあり、太陽の恵みを目一杯浴びているので、美味しいお米になることに期待!当園では稲刈り後、更にはさがけによる「天日自然乾燥」で稲穂の油、栄養分を米粒に行き届かせ、美味しさが増します!

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これが現在の様子(9/2)
たいぶイネの黄化が進み、頭が垂れてきました。わずか、一ヶ月でこの位になります。

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10月は田代平農場の秋大根、ニンジン、ゴボウなどの収穫作業も目白押しですが、登熟の具合、田んぼの状態、天候を見ながら、適期の稲刈りが出来ればと思っています。

 

 

2019年9月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤