新スタッフブログ
しらかば農園BLOG
田植え(5/22)
五月晴れの快晴のもと、本日は9年連続となる特栽米の田植え作業を行いました。
ここ秋田県鹿角市では5月14日頃から田植えが始まりましたが、数日前までは低温が続き、田植えを延期する農家もいました。
苗の活着(新根が発生して養分や水を十分に吸収できる状態)には、気温や水温が大きく影響しますので、しらかば農園の田植えは気温も高く、風もなく、条件の良い状態で田植えが出来ました。
田植えは田植え機が行いますが、それではしらかば農園の従業員は何をしているかと言うと、田植え機に苗の継ぎ足しや側状肥料と呼ばれる苗の根の部分に入れる肥料の継ぎ足しを行います。
また、育苗箱を側溝の水で洗浄したりします。
田植えは順調に午前中で終了し、すぐに補植作業を行いました。今の田植え機は欠株(苗が植えていないところ)が余りありませんが、移植苗の継ぎ目や欠株を見つけ、手で苗を植えてゆきます。
補植作業が終わり、本日の田植えは終了!
ここ数日間は田んぼの水張りは「浅水管理」にし、水温を高め、活着を良くします。
冬越し牛蒡の収穫作業
田代平農場も完全に雪解けした5月中旬、冬越し牛蒡の収穫作業を数回に分けて行いました。
この日は収穫作業2日目です。好天に恵まれ収穫作業も捗ります。
秋に枯れてしまった牛蒡の葉は、また春になると葉が出てきますので、収穫する前にあらかじめ、葉を刈っておきます。そうすることで、葉に栄養分を吸われ、スが入る(スカスカした状態)のを防ぎます。
今回収穫した牛蒡は、昨年の6月末に種まきしたものですが、昨年の「やませ」の影響を受け、発芽不良や生育障害も目立ち、平年より収穫量は残念ながら減っていました。
しかしながら、積雪が2メートルを越す厳しい寒さの中で冬越しした生命力溢れる牛蒡は、晩秋に収穫したものと見劣りがなく、瑞々しく、牛蒡の香りが強くします。
また、スーパーで買う牛蒡と違い、肉質が柔らかく、牛蒡の風味が豊かなのも、しらかば農園の牛蒡のいいところです。
6月から製造する野菜スープは新鮮な牛蒡の香りが増している事でしょう。
春収穫菊芋 大好評発売中!
今年に入って最初の農作業は、4月下旬に行われた「冬越しの菊芋」の収穫作業です。
秋田県と青森県の県境に位置する十和田湖近くの「田代平農場」は、雪深く2メートル以上の積雪があります。平年であれば、4月上旬に雪の深さが1メートル位になった時に大型ユンボで雪の下から菊芋を掘り出すのですが、今年は4月上旬~中旬にかけて数回の積雪があったり、その後の雨の影響で、雪の下からの収穫作業をタイミング良く出来ませんでした。
一回目の収穫作業は4月23日に行われています。
菊芋を植えた畑は日当たりも良い場所ですが、違う場所に行くとまだまだ雪が多く残っています。
収穫作業は、大型パワーショベルで菊芋の塊根部を掘り起こし、手作業で収穫してゆきます。大きな菊芋がゴロゴロ収穫されていますね。
収穫2日目以降は、すっかり菊芋畑も乾燥し、トラクターが入れるようになったので、昨年秋同様にトラクターによる掘り起こしで、収穫作業を進めました。
菊芋は、暖かくなると直ぐに芽を出してきますので、春収穫作業は時間との戦いです。また、厳しい冬を越し、菊芋自体が甘くなっている為、腐ったり、日持ちもしないのが春収穫菊芋の特徴です。
正直、今回は天候の関係もありましたが、収穫作業が3週間ほど遅れたのは収量や品質にも影響が出ます。
いつもは保存がきく、土付き菊芋で出荷するのが通常ですが、今回ばかりは、収穫作業が遅れたためにしっかりと洗浄し、菊芋の廃れを取り除いての出荷作業となりました。
綺麗に洗浄し、乾燥させています。その後、廃れや形の悪いものを取り除き、良いものだけを出荷しています。
菊芋は、収穫したては新鮮で肌が白く、日を追うごとに皮の色が黒ずんでいきます。
特に春収穫の菊芋は、あまり貯蔵性が良くありません。長く菊芋を保存して食べたいお客様も大勢いらっしゃいますが、今回は洗浄したものを中心に発送しています。
お陰様で、毎日の出荷量も多く、あっと言う間に春収穫分は無くなりそうです。
菊芋商品は、チップス、粉末、サプリメントなど多くありますが、生で食べれる内は「やっぱり生食」を1番お勧めします。
秋収穫した菊芋に比べ、シャキシャキした食感は変わりませんが、甘みが増しています。
現在、菊芋の生出荷を行っているのは、しらかば農園と北海道の生産者くらいでしょうか・・冬と今しか食べれない菊芋、残りわずかですが、是非、食べて下さい。
ヤフーショッピングしらかば農園店、アマゾンしらかば農園店、自社HPで販売しています。
冬季限定「生菊芋」 好評販売中!
先週から冬季限定の「生菊芋」の販売を開始しています(^^)
豊富な食物繊維が腸内環境を整え、血糖値上昇の抑制、脂肪の九州を抑える効果が期待出来る薬効成分「イヌリン」を多く含む低カロリーな機能性食材です。
昨年は、テレビや新聞、雑誌等で取り上げられ、注目されている野菜です。
本日出荷の様子を撮影してきました。
下の写真は「生菊芋3kg」です。ちょっと不鮮明なのですが、ボコボコした大きな菊芋が詰められています。
当園の菊芋の特徴は、やはり大きさと品質です。
連作が出来ない菊芋を、広大な畑を使い、毎年別な畑で栽培し、自家製たい肥をたっぷり施し、背丈は3メートルを超えます。
また、厳しい自然環境が甘みのある菊芋を育てます。
土付き菊芋ですが、ボコボコした菊芋は土がなかなか簡単には落ちません。菊芋は体にいいのだけど、下処理が面倒ってお客様のお声を多く聞きます。
当園では、ある程度、土落としをブラシを使って行ってから出荷しています。これが大変手間と時間が掛かるのですが、お客様に面倒をかけずにすぐに使って頂きたいという思いがあるからです。また、洗浄はしていないため、薄っすらと土が残っているので、新聞紙などに包み冷蔵庫などで保管して頂ければ、けっこう持ちます。
洗浄すると長くは保管出来ませんので、食べる分、使う分をその都度、洗った方が長持ちします。
当園では、漬物などすぐに使ってしまいたい、下処理に時間を掛けたくお客様向けに「洗浄済菊芋」も販売しています。
本日の出荷分です。
毎年購入されているリピーターの皆さんはお得な6kgの注文が多いですね。初めての方は、3kgで試してみる方が多いようです。
菊芋は、貯蔵性が悪いため、サプリメント、チップス、粉末などに加工品が多く出回っています。
冬期期間限定の生食ならではの菊芋の楽しみ方は、やはり生食・・・「生サラダ」です。
菊芋本来のシャキシャキとした食感と風味が味わえるのは「生食」だけです。私はほのかな甘みが感じられるこの食べ方が一番好きですが、どうしても菊芋の風味が苦手と言う人は、ジャガイモと同様にどんな家庭料理にも使えますので、是非、お試し下さい。
細かく刻んで「納豆」に混ぜたり、菊芋の天ぷらがお勧めです。
その他にも、「豚汁」や菊芋の「キンピラ」、「肉じゃが」など、ジャガイモ代わりに使えます。味噌漬け、甘酢漬け、粕漬けなどの漬物も美味しいです。私は「ぬか漬け」で食べています。とっても美味しいですよ。
冬季限定の菊芋は、各種ネット販売や当園で通信販売しています。
<お電話での注文>
当園受付 0120-17-4181(フリーダイヤル)
<ネット販売>
しらかば農園ホームページ
低カロリーで食物繊維が豊富な機能性野菜「菊芋」を是非、毎日の食事にご利用下さい。
菊芋の収穫が始まっています
秋田県と青森県の県境に位置する十和田湖高原「田代平農場」では、晩秋というより初冬の寒さの中、「菊芋」の収穫作業が始まっています。
下の写真は、9月下旬に菊のような綺麗な花を咲かせた「菊芋畑」の様子です。
それから、約一ヶ月以上過ぎ、霜にあたり、3メートルを越す菊芋が枯れた頃が収穫適期となります。(11/6)
枯れた菊芋の茎を集め、畑を綺麗にしてから、収穫が始まります。
今年は昨年より作付面積を増やしていますので、このカラ寄せだけでも丸二日間かかりました。
そして、いよいよ菊芋の収穫が始まりました。
当園では、ジャガイモ堀り取り機で土の中にある菊芋を掘り起こします。
あとは、地道に菊芋を拾い上げたり、土の中から掘り起こす作業を繰り返し行います。
11月を過ぎると、日中の気温は2度前後・・・みぞれや粉雪が降る日もありました。吐く息も白く、とても寒い日もありました。
昨年は、8月末の岩手県や北海道を直撃した台風10号の強風で、背丈が3メートルを越す菊芋の半分以上は倒伏し、収量は良くありませんでした。
今年は、深植えと成長に合わせた土寄せをしっかりと行い強風対策をしていました。度重なる台風の到来で倒伏してしまったり、途中から茎が折れてしまったものも中にはありましたが、昨年以上の収量と品質の菊芋が収穫されています。
1週間ぶっ続けで収穫作業をしていましたが、今週(11/13~)は雨と降雪で、1日しか収穫作業が出来ていません。
なんとかもう一日収穫が出来れば良いのですが、標高の高い当園農場ではこの時期の雪は根雪になってもおかしくないため、天候が良くなるのを待っているところです。
収穫したての菊芋を食べてみましたが、シャキシャキして美味しかったですよ(^^)
※ヤフーしらかば農園店、自社ホームページ、当園受付(0120-17-4181)で11/20より販売開始します。