お米の色選機がけ

脱穀作業後、「もみずり」作業を行い、もみ殻から玄米を取り出します。
通常であれば、ここで玄米として出荷・販売が出来るようになるのですが、当園では「色選機(しきせんき)」にお米をかけて、未成熟なお米、着色米、カメムシに吸われた「斑点米」などを綺麗に取り除く作業を行います。

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農業法人やお米を大きく取り扱う業者さんでは持っている「色選機」ですが、個人の農家さんではなかなか持っていません。
稲作を大きくやっている私の友人宅で昨年「色選機」を導入しましたので、今年は友人宅に収穫した玄米を全量持っていって、綺麗なお米だけにしていただきます。

まずは、投入口から玄米を入れてゆきます。

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選別された悪いお米だけがはじかれてゆきます。

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色選機の操作パネルです。
カメムシやヤケ米、異物、未成熟米など、その種類別に選別する強弱の設定が出来るようです。

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確かに悪いお米だけを取り除いてくれています。

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綺麗に選別されたお米です。

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除草作業を手作業で行うなど、慣行栽培の半分以下の農薬使用と有機肥料を使い、6年連続「秋田県特別栽培農産物」に認定されたお米です。
また、天日乾燥でお米本来の旨みが凝縮された、安全と美味しさを両立させたお米(あきたこまち)です。

今年も良いお米が収穫出来ました。是非、ご賞味下さいませ。

 

2015年11月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

脱穀作業(2日間)

8月の日照不足の影響で登熟(米粒の成熟)が進まず、平年より10日以上遅れた「稲刈作業」から、丁度2週間後の10月20日から二日間に渡って、脱穀作業が行われました。
その間、大根や人参の収穫作業もあり、目も回るような忙しさでしたが、こまめにお米の水分率をチェックし、脱穀適期となりました。

下の写真は、脱穀前日のはさがけ風景です。
米どころ秋田でも、ここまで大規模にはさがけ(天日自然乾燥)をしているのは珍しいです。しらかば農園の田んぼくらいの面積では、最新のコンバインで稲の刈り取りを行うと、1時間も掛からないであっという間に終わってしまい、翌日にはお米を食べられる状態になります。しかしながら当園では、じっくりと手間暇かけて天日乾燥しますので稲刈から2~3週間ほど自然乾燥させ、お米の水分含有率をこまめにチェックし、ようやく脱穀適期となるのです。また、天日乾燥では、稲穂や籾殻の養分や油分がじっくりと籾米に浸透するため、旨みが増すと言われています。

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すごく良い天気で、明日からの脱穀作業も良い天気に恵まれる予定でしたが・・・
朝からドンヨリとした天気で、お昼前から本格的な雨になり、作業は中止になったのです。残念…

改めて「脱穀作業」の様子をお伝えします。
脱穀作業は、ハーベスタと呼ばれる農業機械を使って行います。はさにかけた「稲穂」をハーベスタに投入します。そうすると、もみ殻と稲わらを機械で分別してくれます。

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稲穂をどんどん機械に投入していきます。

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脱穀された籾米は、籾袋の中に溜まってゆきます。

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籾米を取り除いた「稲わら」は、束ねてまとめてゆきます。
しらかば農園では自家製有機肥料の材料の一つとして使用しますので、全て農場に運搬して、藁を細かく刻む農機具を利用して細かくします。

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この後、雨が降り出して来ました。籾殻が雨に濡れると、機械を詰まらせてしまう原因になりますので、泣く泣く作業中止となりました。
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明日の作業再開に備え、雨に濡れないようにブルーシートを被せて1日目の作業は終了となりました。

翌日、寒かったものの、無事に脱穀作業を終える事が出来ました。

 

2015年11月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

秋大根の収穫(2回目)

10月から始まった秋大根の収穫(2回目)です。

10月中旬になると、さすがに朝夕の冷え込みが一層増します。早朝は6度。日中の天気に恵まれ、この日の全ての大根を掘り取りが終了した時は、汗ばむほどに気温も上昇。みんな厚着をしていただけに、汗ダラダラです。着替えをしたり、薄着にしていました。

前回に引き続き、今回も豊作。ずっしりとした手応えを感じつつ、収穫をしました。

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もう一週間、収穫を遅らせると、寒暖の差で大根が丸々と肥大しますが、今回も大根の葉が固くなる前に収穫。それでも2トン以上ありました。

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下の写真は、大根と大根の葉を切り離している作業です。包丁を持って、一本一本丁寧に切り離しを行います。

当園の野菜スープの原材料の一つである栄養豊富な大根の葉。収穫時のタイミングが難しいです。
大根の葉に合わせ、柔らかくあまり大きくならない内に収穫すると良い具合で乾燥葉が作れますが、大根(根)の部分を太らせ、大きくさせるとその頃には大根の葉は柔軟さを失い固くなってしまい、あまり良い具合で乾燥されません。
大根、葉ともバランス良く収穫出来る適期を見極めるのが難しいのです。

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次の作業の様子は、大根の葉を荒縄でまとめて、運びやすくしています。
大根は袋に5~6本入れています。

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今回は数日前まで雨が降っていて畑が少しぬかるんでいたため、トラクターのバケットに積み込み、大根と大根の葉を畑より運び出し、トラックに積み込みます。

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天候にも恵まれ、収量、品質共によし。

気になる大根の味は、すごく瑞々しく、大げさに言えば、梨のような食感と甘みがありました。
私は採れたてを大根のサラダにして食べました。とても美味しかったです。おでんなど煮込み料理にすると、とても味が染みるのが当園の大根の特徴です。もちろん、旬の大根を使った「野菜スープ」も今が旬ですね!(^^)!

 

 

2015年10月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

もみ殻運び(9月末~)

秋田県鹿角市の稲刈りは、連日の降雨で遅れ気味ですが、本日(10/13)現在、7割は終わった感じがします。

さて、稲刈りと同時にスタートするのが、しらかば農園の「モミガラ集めと運搬」になります。
しらかば農園では、自家製有機肥料を使い健康な「土づくり」を行い、生命力溢れる作物を育てるのをモットーとしています。そこで、自家製有機肥料に欠かせないのが、家畜し尿糞から出来た「発酵たい肥」と今回紹介する「モミガラ」です。
モミガラは、稲を収穫して、籾ずりをした際に出る籾(モミ)の殻です。モミガラをたい肥の材料に使うと、土が柔らかく通気性の良い土づくりに役立ちます。

市内各地の農家や共同組合からミモガラを集めます。昨年集めたモミガラを田んぼの面積に換算すると東京ドーム13個分の広さになります。
本日貰い受けしたのは、鹿角市八幡平の某共同組合。ローダーを使って、当園の4トントラックに積み込みします。

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4トン車は、コンパネでアオリを高くする「モミガラ運び仕様」。

沢山積み込むために、人の足で踏み固め、その上にまたモミガラを入れてゆきます。フカフカなモミガラを踏み固めるのはかなりの重労働・・・それにモミガラが目やのどに入るため、私はマスクと水泳で使用する水中メガネ(ゴーグル)を着用しています。

 

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4トン車いっぱいに積み込まれた「モミガラ」・・・これを田代平農場のたい肥舎まで運搬します。

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収穫の秋を迎え、大根やニンジン、ゴボウの収穫の合間を見ながら「モミガラ」を運搬しますので、早朝や夕方遅く、休日になってしまい、農場担当者にとっては一番忙しい時期になります。
このモミガラ運びは、9月末から農場に雪が降る12月初め頃まで行い、大量のモミガラを市内各地より集めます。現在、契約している農家さんや共同組合は、五箇所。モミガラが溜まり次第、各農家をまわり、集めています。

手間とコストのかかる有機肥料づくりですが、動物性有機(発酵豚糞)と植物性有機(モミガラなど)をバランス良く混合し、微生物による分解、腐熟させた有機肥料づくりは、健康的な土づくりに繋がり、土力を高め、植物本来の生命力を高めた野菜づくりには欠かせません。農場担当者は、今から来年以降のたい肥づくりの為の材料集めを行っています。

2015年10月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

稲刈り&はさがけ天日干し(2日目)

はさがけ作業の2日目です。
本日は天候に恵まれ、良い天気になりました。朝夕は、本当に寒くなりましたが作業をしていても汗ばむほどの陽気でした。

まずは、昨日の作業の続きで、刈った稲わらを「はさ」の近くに集めてゆきます。
運搬車に山ほど積み込んで運んでいます。

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集めた稲わらを、丁寧にはさにかけてゆきます。
今も昔ながらの重い木のはさを使う農家もいますが、当園では単管を使用しています。木のはさに比べると風情はありませんが、この単管だけでも100本以上使いますので、運びやすさ、使い易さを優先です。

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一人でもかけれますが、二人で組んではさがけしてゆきます。

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一つのはさにてかけ終えた様子です。

今回はこのはさがけを14基使って、全ての稲わらを天日干ししています。

通常の火力乾燥と違い、ゆっくりと天日で2~3週間天日干しします。天日干ししている間、稲わらの油成分がじっくりと米粒に降りてゆき、旨味、甘みを引き立てて、丸みを帯びた米粒になると言われています。
じっくりと天日乾燥したお米は、火力乾燥したお米との味の差が格段に違います。艶々と輝いていて、旨味とほど良い甘みがとっても美味しいです。

今では米どころ秋田でも「はさがけ」による天日乾燥をする農家さんは珍しくなりました。秋田県鹿角市でも、畜産農家が牛のエサなどに使うため、はさがけにして稲わらをとっていますが、さほど多くはありません。
当園では、6年連続で秋田県お墨付きの特別栽培米に認定されています。低農薬栽培で天日干しした「安全と美味しさ」を同時に追求したお米づくりを行っています。
手作業による除草作業や撹拌作業など、半年に渡る米づくりの成果が出る収穫(脱穀)まで、あと2週間余りとなりました。

当園の天日乾燥米を毎年心待ちにしている多くのお客様・・・只今じっくりと天日乾燥中です。10月下旬販売予定です。今しばらくお待ち下さいませ!
私も試食するのが今から楽しみです(^^)

2015年10月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

稲刈り&はさがけ天日干し(1日目)

今日は、稲刈りとはさがけ作業の様子をお伝えします。

9月末に予定されていた稲刈りですが、台風23号と秋大根の収穫作業などの関係で、10月に入ってからの稲刈りとなりました。いつもは9月中旬~下旬にかけて稲刈りを行いますが、今年はお盆明けからの日照不足で登熟が進まず、ようやく稲刈り適期となった9月下旬も天候の関係でノビノビになっていました。

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通常はコンバインであっと言う間に稲を刈り取りますが、当園ではバインダーと呼ばれる2条刈りの稲刈り機で刈取りします。バインダーで稲を一束にまとめ結束してゆきます。こうすることによって、稲わらをはさにかけてゆくことが出来ます。
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本日はバインダー2台で刈取りを実施。先日までの雨で多少田んぼにぬかるみがあったものの、無事に刈取りを終えることが出来ました。

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稲刈りをしている間は、バインダーの結束ミスや刈り残しを見て回り、刈り残した稲を手で集めてゆきます。また、刈取りが済んだ田んぼでは、はさを組み立てています。

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稲わらを天日干しする「はさ」を組み立て、刈り取った稲をはさの近くに集めている作業です。

1日目は刈取りとはさの組立てで終了しました。明日からは「はさがけ作業」に入ります。

 

 

2015年10月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

秋大根の収穫始まる!!

実りの秋、収穫の秋を迎えています。

今年の夏大根は、6月~7月の高温による生理障害で平年に比べ大幅に収量ダウン。大根を収穫した際のずっしりとした手応えのないまま終わってしまいましたが、  10月1日から始まった秋大根の収穫は写真の通り、大豊作となっています。

実はこの日の収穫量は、6トン。中には1本当たり1キロ近くの大根もあれば、小さいものもありますが、平均で1本500gとしても12,000本の収穫になります。これを本日は8名で作業したので、一人当たり約1,500本、掘り取った勘定になります・・・これじゃー腰が痛くなるのも分かります。

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この大根畑は長さが100メートルありますが、発芽率も良く、欠株もなく、軟腐病にもかかっていませんので、本当に抜き取りが大変でしたが、これがいつもの大根堀り。嬉しい悲鳴です。

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寒暖の差が激しくなってくると大根は丸々と肥大してゆきます。今回はそこそこの大きさで収穫しています。それは、大根(根)を大きくさせすぎると、大根の葉も大きくなり過ぎたり、葉が老いてしまい、葉の柔らかさがなくなってしまうからです。

当園の野菜スープには欠かせないのが大根の葉です。収穫した後にハウスに干して乾燥しますが、あまり大きくなり過ぎると、うまく乾燥出来ないからです。もう3~4日間置くと、大根(根の部分)はもっと大きくなったと思いますが、大きいサイズになると貯蔵性も悪くなりますので、この位が丁度良い大きさです。

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上の写真は、大根(根)と葉を切り離しているところです。
その後、大根を袋に詰める作業があり、大根葉を縄で結んだりする作業を経て、大型トラックに積み込んで野菜スープ製造工場に運んで行きます。

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この次の日が、台風21号が温帯低気圧に変わり、東北北部、北海道で爆弾低気圧による暴風被害が出た大荒れの日となりました。大根洗いの日でしたが、風にあおられ大変な作業となりました。

 

 

2015年10月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

ニンジン収穫作業

9月シルバーウィーク前に行われた「ニンジン収穫作業」の様子です。

久しぶりの好天。9月に入ってからは雨か曇り空が多く、気温が低い日がずっと続いていました。
実は9月初めにニンジン一回目の収穫作業が行われていましたが、収穫作業の様子を撮影をしておらず、今回2回目のニンジン収穫の様子はしっかりとお伝えします。

今回収穫するニンジンの品種は、「晩抽 みちのくの春」。以前に東北限定の品種であること、2年前は大豊作だったのですが、昨年は夏場の長雨の影響かあまり収量がでずに今年はリベンジの年であることをお伝えしていました。
ニンジンの肥大化も進み、いよいよ収穫適期です。

ニンジンの収穫は、秋田県内にも2台しかないと言われていた(10年前の話)、自走式ニンジン掘り取り機で行います。
運転オペレータとベルトコンベアで送られてくるニンジンを仕分けや一緒に入ってくる雑草等を取り除くための作業員1名の計2名で行っています。
収穫はいたってシンプル。ニンジンの葉を掘り取り機の先端で掴みあげ、引っこ抜いたニンジンを回転する刃で切り落としてベルトコンベア上に落として収穫してゆきます。

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次々と収穫されたニンジンがベルトコンベア上に落ちてきます。そして掘り取り機のニンジン収納スペースに溜まってゆきます。

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収穫して溜まったニンジンを4トントラック荷台でコンテナに入れる様子です。
これもベルトコンベアで送り出しコンテナに入れてゆきます。

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収穫したニンジンは肥大化が進み、少し大きいくらいでしたが、まずまずの品質でした。
しかしながら、発芽率が80%以下だった事もあり、高収量をあげた一昨年と比較すると3割以上の収量減の結果でした。
やはり、種まき後の大切な時期に高温、降雨がなく干ばつ傾向だったことが影響していると思われます。農業は天候に左右されると言われますが、猛暑、長雨、干ばつと毎年、異常気象が続く中、高収量・高品質を得るには風土、気候条件に合う種選びと栽培管理はとても難しいものだと改めて実感しています。

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ニンジンはその他の品種(計3種)も栽培していますが、今年は発芽率が悪く、どの品種も高収量を得るのは難しい状況ですが、まだニンジン収穫は始まったばかり。来年の課題をしっかり見つけ出すためにも、栽培管理、品質・収量などをしっかり整理してゆきたいと思っています。

2015年9月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

冬越しゴボウ畑の草取り(3日間)

本日は、冬越しゴボウ畑の草取りと間引き作業です。

冬越しゴボウとは、通常のゴボウは6月末に種まきをしますが、7月後半に種をまき、翌年5月に冬越しさせて春収穫するごぼうの事です。
今年は、通常のゴボウも冬越しゴボウも発芽率も良く、順調に生育しています。

草取り初日と二日目は天候に恵まれ、秋風の吹く気持ち良い天候の中で作業が出来ました。相変わらず、雑草が多く、伸びもあるので大きな草を抜く時は立って引っこ抜きます。

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畑の外に取った雑草を持ってゆく様子。小さな雑草であれば、畝と畝の間に置いておけばいいのですが、大きい雑草はそうもいかず面倒でも畑の外に持ってゆきます。

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週が明けて、3日目の草取りは、雨の中の作業でした。遠くに見える十和田湖外輪山も雨の影響でガスがかかている様子。

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雨の日は、雨合羽を着用して草取りをしますが、ゴボウの下に潜っての作業。汗とムレでびしょぬれです。
今年は別ですが、通常は小さな雑草の内に駆除しますので、多くても3回以内で草取りが終わります。ゴボウが大きな秋田フキのように葉を広げる頃には、葉の下にある雑草はもう伸びてきません。
ゴボウの葉の下に潜って草取りをしたり、間引き作業をするのは作業が遅れている証拠なのですが、遅れを取り戻すために雨の日にも作業を続けました。

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ゴボウは順調に育っています。来年春の収穫も収量は良さそうですね!(^^)!

 

2015年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

紫ニンジン・金美ニンジンの草取り

お盆過ぎから、あまりにも涼しく、朝夕はストーブを入れる家庭もあるほど、秋めいてきました。

日中もお日様が出ずに、日照不足が続いています。
秋田県と青森県の県境に位置する十和田湖近くの田代平農場では9月上旬、ススキが出ています。もちろん、9月に入ると農場の休憩室でお昼ご飯を食べる時は、ストーブを入れていないと寒くてお昼ご飯どころではありません。

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本日の作業は、毎年大好評の「紫ニンジン」と「金美ニンジン」の草取り作業です。

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ようやく秋後半収穫予定の紫ニンジン・金美ニンジンの畑で草取りが出来るまで、除草作業をこなして来ました。社員の間でも、これほど草取りに時間がかかった年はないと言うほど、今年は草取りにあけくれています。
紫ニンジンと金美ニンジンは、10月下旬頃に収穫予定ですので、まだまだ小さく、除草と同時に間引き作業も実施しています。
また、10年以上休耕させていた畑を使っていたため、こちらも雑草がびっちりです。
除草剤を使えば簡単なのですが、無農薬栽培をしていますので、全て手作業。もちろん、害虫駆除も手で虫を潰します。

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いつものブログで紹介する畑とは景色が違っているのが分かると思います。
40万平方メートルある広大な畑でも、なかなか使っていなかった場所の畑です。林に囲まれていますので、どこか寂しい感じがしますし、畑のすぐ脇の竹やぶに熊の通り道もあると農場長が言っていますので、少しこわごわ作業をしています。

人気の紫ニンジン、金美ニンジンは、10月下旬に収穫予定です。

 

 

2015年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤