今年最後の畦畔草刈り

9月に入り、今月末か来月始めの稲刈り前の「最後の畦畔草刈り作業」を本日(9/6)行いました。

9月に入っても真夏日が続き、昨日の人参草取り作業は暑さでみんなへばっていましたが、低気圧の影響で、本日は朝から雨降りで人参畑の草取り作業は延期になり、収穫前の田んぼのあぜ道の草刈り(畦畔草刈り)を行いました。
時折、激しい雨にもなりましたが、暑くなくて作業が捗りました。

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雨で稲穂が濡れています。

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下の写真は、8月24日に撮影した田んぼの様子。
稲穂も青々としています。畦畔の草も伸び放題です。カメムシ防除のため、収穫2週間前までは草刈りは控えますが、今年はどこの田んぼも最後の草刈り作業が早いようです。春からの好天が続き、稲の生育が順調で、刈り取り時期も早まるのかな・・


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本日の稲穂の様子です。
たいぶ黄色に色づいてきました。収穫は、今月下旬~来月上旬を予定していますが、台風やこれからの天候で収穫時期も変わります。
もうそろそろ、新米の季節ですね~

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当園では、平成27年産「あきたこまち天日乾燥米」(特栽米)の販売は、9月いっぱいまでです。
早場米など、新米も食べれる時期になりましたが、低農薬、天日乾燥米にこだわるお客様には、昨年のお米もお勧めしています。
今ならサービス米2kgをプレゼントする「得々キャンペーン」中です。(当園ホームページからご注文出来ます)

2016年9月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

夏大根の収穫に珍客!?

9月2日に行われた「第5回目」の夏大根の収穫作業に、珍客が現れました。

秋田県と青森県の県境にある十和田湖近くの田代平農場。大自然に囲まれた山の中にある農場です。
今年世間を騒がせた熊被害(死傷者4名)があった場所まで、直線距離で3キロメートル余り。熊やたぬき、きつね、鹿など十和田湖外輪山には沢山の動物達が暮らしていて、きつねも珍しくありませんが、収穫作業中に近くまで「きつね」が現れたのは初めての経験でした。

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熊同様に食べるものがないのでしょうか・・人懐っこいだけでしょうか・・・収穫作業中にすぐ側まで来た珍客に社員も作業を止めて見ていました。

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夏大根の収穫作業も来週(9月12~13日予定)で終えて、次は10月からの秋大根の収穫となります。

2016年9月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

人参畑の草取り&間引き作業

当園の人参栽培は、野菜スープの原材料用の人参と生出荷用の「紫人参・金美人参」があります。

この人参畑は、野菜スープの原材料用で、収穫予定が9月中旬頃を予定しています。
右側の人参と左側の人参が違うのは、品種の違いです。この写真では、間引き作業をしています。

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草取り作業に追われ、少し間引きするタイミングが遅れたので、間引きされた人参が少し大きくなっています。

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こちらの人参畑(↓)は、生出荷用の「紫人参」と「金美人参」です。

わずかな作付ですが、人気のある「紫人参=パープルスティック」です。通常の人参のポリフェノールが10倍以上ある紫色をした人参で、生サラダや生ジュースにします。
炒め物やカレーなど、普通の人参の様に料理に使うと、紫色の色素で全てが紫色になってしまうほど、紫色のポリフェノールが強く、甘みのある人参です。

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台風10号の影響で畑に入れず、草取りが遅れてしまった圃場です。
草取り前と草取り後では、まるで別な畑ですね。草取りを終えて、人参達が気持ち良さそうに見えています。

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こちらは、金美人参の間引きしたものです。
金美人参は、沖縄の島人参の改良系で、色は鮮やかな黄色で、肉質は柔らかく上品な甘みがあります。
油で炒めてもとっても食べやすく、煮物、サラダに美味しい彩りをそえます。

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紫人参と金美人参は、10月中旬頃の収穫予定です。順調に生育しています。

2016年9月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

葉大根&夏大根の栽培~収穫作業

当園の農作物で一番作付面積が多いのが「大根」です。

広大な田代平農場に今年は11箇所の大根畑が作られています。野菜スープの原材料に欠かせられない大根。特に大根の葉は、乾燥させて野菜スープの原材料として1年分を確保します。

写真は、夏大根の草取りの様子です。
夏大根は、7月下旬~9月始め頃まで五月雨式に収穫を行います。

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見た目の違いは分かりませんが、こちらの草取りしている畑は、「葉大根」です。
1年分の乾燥した大根の葉を確保しなければなりませんので、大根の葉の収穫のみに特化した品種もあり、それも栽培しています。

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除草作業は、他の農作物同様に「立鎌」を使って、丁寧に根本から除草してゆきます。
今除草している隣の畑が少し見えますが、播種時期をずらし、短い夏の間に何度も収穫出来るよう五月雨式に種まきしているのが分かると思います。
梅雨時期は、雑草が勢いを増して伸びてくる頃です。一つの目の畑の除草作業が終わったら、次の畑の除草作業に移り、各畑を巡回してゆきます。

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今年一回目の葉大根の収穫は、7月22日に行われました。
これが大根の葉だけを収穫するための大根です。当園では葉大根の品種は「天宝」です。食べる根の部分はあまり大きくなりません。葉もあまり大きくなり過ぎない内に収穫してしまいます。その方が、葉も若くて、しなやかなので、乾燥しやすいのです。

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収穫した大根の葉は、荒縄でまとめ、野菜スープ製造工場近くの大型ハウスに持ってゆき、その日の内にハウス干しします。

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こんな感じで、ビニールハウスに丁寧に掛けてゆきます。

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天候にもよりますが、3週間ほど経過すると乾燥します。
その後、当園の温泉を利用した床暖房室で仕上げの室内乾燥させます。カラカラに乾燥した大根の葉は、1枚が1グラム程度になります。
野菜スープが「黄金色」なのは、この乾燥した大根葉の色が多く出ているからです。大根の葉は、緑黄色野菜に位置づけられ、白い根の食べる部分より、栄養価がものすごく高いと言われています。スーパーなどで大根を購入した際は、大根の葉や茎を忘れずに食べましょうね。

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次は、8月4日に行われた第1回目の夏大根の収穫の様子です。
夏大根らしい、ずっしりとした大きさと重みがありました。とても瑞々しい大根で、大根おろしや煮物にも美味しく頂けました。
収穫作業は一人2畝を担当し、大根の葉をなるべく傷付けないように丁寧に抜いてゆきますが、100メートルある大根畑・・・早朝からの大根堀りとはいえ、汗だくで腰がイタイ・・・

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その後、包丁で大根と葉を切り離してゆき、大根の葉は荒縄でまとめ、ハウスに運びます。

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大根は、野菜スープ製造工場で、「大根洗い機」で綺麗に洗浄します。

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昨年の夏大根は、生育初期段階の高温障害でわずかしか収穫出来ませんでした。今年は高温少雨ながらも順調に生育し、品質も収量も良い夏大根が沢山収穫されています。

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夏大根の収穫は、9月中旬まで週1回のペースで行われています。

 

 

2016年8月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

牛蒡栽培

当園の牛蒡の栽培は、春まきして晩秋に収穫する牛蒡畑と、時期をずらして種まきし冬越しして来春に収穫する畑の2種類があります。

下の写真は、現在の牛蒡畑の様子です(8月27日撮影)。 品種は「正作」。スラリと長く、肉質が柔らかいのが特徴です。この圃場は、播種から約3ヶ月経過し、秋田フキのように葉が大きくなってきました。

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こちらは、第1回目の除草作業の様子です。
この圃場では、6月1日に播種が行われ、20日後に一回目の草取りが行われました。
除草作業は、雑草が小さな内に「立鎌」を使い、芽の周りの土を雑草ごと丁寧に削り取るように作業します。雑草が小さな内は、雑草の根を動かすだけで簡単に除草されますが、雑草が大きくなると根をしっかり張りますので立鎌では綺麗に除草出来なくなります。当園の除草は、先手先手で雑草が小さな内に駆除してしまいます。(長雨や天候で畑に入れず、除草適期を逃した場合は、立鎌は使えず、手作業で除草しますので本当に苦労します)

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7月末~8月始めに実施した二回目の除草作業です。
本葉が3枚頃になると、一箇所に1本の間引き作業も行い、トラクターで牛蒡の根本に土を寄せて盛り上げる「培土」を行います。

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今年は、牛蒡につく害虫「ネキリムシ」があまり多く発生しませんでした。

日中は、土の中に潜っていて、夜になると土の上に出てきて、牛蒡の茎を綺麗に噛みきってしまう虫です。これが大量に発生した場合は、本当に駆除が大変です。
今年はほとんどネキリムシによる食害もなかったので、非常に助かりました。

牛蒡の収穫は、10月から始まります。

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2016年8月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

菊芋栽培

菊芋栽培の様子をお伝えします。

5月27日に種植えをした様子は、過去のブログにある通りです。それから約20日の草取りの様子です。
この時は、この辺りでは「シノビ」と呼ばれている雑草「ギシギシ」の除草から始まりました。ギシギシは、根が少しでも残ると、また芽を出してしまう、駆除がやっかいな雑草です。駆除には通常除草剤を何度かかけるのらしいのですが、無農薬栽培しているので皆で、土を掘って根っこごとひっこぬきます。それをビニール袋に入れて、圃場外に出すので、他の草取りより苦労します。

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こんな感じで綺麗に除草されてゆきます。
成長すると2~3メートルの背丈になる菊芋も、種植えから20日後は、こんなに小さいものです。

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次の作業は、草取りと土寄せで7月13~14日に行われました。
だいぶ大きく成長してきました。昨年は、台風による強風の影響で倒れてしまっただけに、今回の土寄せは念入りに行っています。

 

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こちらは、今年栽培2年目の「赤菊芋」。
なぜか、普通の菊芋より、同時期でも背丈も高く、葉もすごく大きくなっています。
菊芋は、通常は塊根部を食しますが、菊芋の葉を乾燥させてお茶にしても効果があると言われています。まだ試したことはないのですが・・・ 来年はやってみようかな。

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そして、現在の菊芋の様子です。(8月10日撮影)
背丈は1メートルを越しています。今年は、昨年の2倍以上の作付をしています。このまま順調に行けば、とてつもない量の菊芋が収穫されると思います。
収穫は晩秋(11月中旬)を予定しています。当園の菊芋は、他に栽培している菊芋より、かなり大きく、味も良いとお客様から聞いています。
品質の良い菊芋が収穫されるよう、今後の天候具合(特に台風)が気になります。

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赤菊芋の方は、すでに1.5メートルほどに成長しています。
昨年は、種取り用に栽培しただけの赤菊芋。販売用に栽培したのは今年が初めてです。どんな菊芋が収穫されるのか、今から楽しみです。

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2016年8月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

水田管理

久しぶりの農場ブログになります。

農作業繁忙期になり、すっかりご無沙汰しておりました。

ブログ再開は、稲作からスタートします。
台風9号が過ぎ去った後の青空です。秋田県鹿角市では台風による被害はほとんどありませんでした。気温もグングン上がっていますが、本日の水田の様子です。
出穂から約3週間ほど経過し、稲穂の頭が垂れてきました。まだ、8月下旬ですので、完全落水まであと少しです。

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これまでの水田管理の様子をお伝えします。

これは6月16~17日の手作業による第1回目の水田除草作業の様子です。この日は、雨模様で、しらかばの社員も雨合羽を着ています。田植えから約1ヶ月経過した頃です。
今年で7年目を迎える「秋田県特別栽培農産物の認定米」の水田です。特栽米は、農薬の使用量、回数に制限があります。当園の場合は、農薬使用を慣行栽培の半分以下で栽培していますので、なるべく農薬を使わないように最低2回は除草作業で田んぼに入っています。

膝まで水に浸かり、腰をかがめた無理な姿勢での除草作業は、広大な畑の草取りに慣れた当園従業員でも音をあげてしまうほど重労働な作業です。また雨合羽を着ているので中は汗ダクです。
私も2~3日間は筋肉痛で、階段の昇り降りに苦労しますが、綺麗に除草された田んぼを見ると、スッキリした気分になります!

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次の除草作業は、7月上旬に行われました。田植えから一ヶ月半経過しています。

私達の稲作では、水田の除草と同時に撹拌、中耕作業も行います。栄養成分を吸われるノビエやシズイなどの雑草駆除と同時に、丁寧に根ぎわをかき回し、水田内に新鮮な空気を送り込み、根に酸素補給と刺激を与え、根張りを促進される作業です。
根の周りをかき回していると、土中の藁が発酵したガスが出てきて、ヘドロの臭いがしますが、この作業を終えると、すごく稲が元気に見えてくるんですねー。きっと、新鮮な空気が送り込まれて、生き生きしているのでしょう(^^)

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何度除草しても生えてくる雑草です。当園の水田で多く見かけるのは、左側の「シズイ」、右側の矢じりの葉になる「オモダカ」とノビエです。特にオモダカは、根の下に塊茎をつけて、それが来年の種になってまた生えてくるので、根のごと上手にひっこぬいて種を残さないようにします。水田一往復で、腰にぶら下げているカゴいっぱいに入ります。

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下の農機具は、「溝切り機」です。6月下旬に中干し(田んぼに水を入れないで田んぼを干し、ガス抜きする)から数日後に行う作業に使う農機具です。
一人で作業していますので、作業風景は写真で撮れませんが、この溝切り機を使って、田んぼに深い溝を作り、水田の水はけを良くし、水管理の効果を高めます。

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特にこの圃場は、水はけがあまり良くないので、こまめに溝を切ります。

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縦横に溝を切り、溝を手で繋げます。

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畦畔草刈り作業は、田植え前~稲刈りの間で、4~5回ほど実施します。

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そして、本日の稲穂の状態です。

刈り取りまで、まだ一ヶ月ほどあります。これから穂がどんどん実ってゆき、黄色になってゆきます。

しらかば農園では、刈り取り後もはさがけによる「天日乾燥」で、稲穂の栄養、油分をたっぷり吸収させた艶々したお米づくりをしていますので、新米出荷は10月下旬~11月上旬になる予定です。
後は、台風などの被害にあわず、順調に実ってくれるのを祈るばかりです。

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2016年8月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

菊芋、わさび大根の定植

本日は、血糖値上昇を抑えるスーパーフードとして、ここ数年大人気の「菊芋」と「わさび大根=山わさび」の定植作業の様子をお伝えします。

菊芋は、ジャガイモと同じように種イモで植えます。種イモは今年4月初めに雪の下から掘り起こしたものを使用しています。
今年の雪解けは平年より一ヶ月も早かったので、今年はそれほど雪に苦労しませんでしたが、昨年の雪の下菊芋の収穫をブログで見て頂ければ
4月でこんなに深い雪の下から収穫するの!?って驚きますよ。

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約20センチくらいの穴を掘り、菊芋一粒を落とし土を被せてゆくだけで簡単です。
もちろん、当園自家製のたい肥を施しています。菊芋はけっこう肥料をくいます。

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株間70センチで畑の端っこまで植えてゆきます。畑の端っこまで長さ100メートルです。人が小さく見えますね。
今年は、この他に「赤菊芋」と呼ばれる紫色をした菊芋も植えています。ノーマルの菊芋に比べ、イヌリンの含有が多めとか・・・昨年、種取りだけで作付し、本格的に今年から赤菊芋を植えています。

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こちらは「わさび大根」の定植作業の様子です。
これも雪解け前に収穫した「わさび大根」のひげ根の部分を20~30センチに切り、斜めに土に挿してゆきます。挿したわさび大根の根が1年を掛けて太くなり、来春、太くなったものを出荷するのです。
通常のわさびの1.5倍辛く、鼻にツーンと抜ける爽やかな辛さが人気のわさび大根=山わさび。北海道産が有名ですが、積雪が2メートルを越す青森県と秋田県の県境に位置する十和田湖近くの広大な田代平農場では、ほぼ北海道と同じような厳しい自然環境ですので、りっぱなわさび大根が育ちます。

 

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次は、菊芋畑の草取り作業の様子をお伝え出来ると思います。今年の菊芋にご期待下さい。

 

2016年6月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

局地的な降雹(ひょう)で農業被害

5月30日の午後3時過ぎ、しらかば農園のある秋田県鹿角市で、局地的に大きな雹(ひょう)が降り、大きな雹でリンゴの中心果が損傷したり、野菜や花きの茎が折れるなどで多大な農業被害が出ました。秋田県鹿角市では連日の熊被害と共に全国ニュースになりました。
本日は「玄米茶」の製造日で、製造が終わり清掃作業をしている時に辺り一面が真っ暗になり、物凄い音で雨と雹が降ってきました。もう6月になろうとしている時期に、こんなに大きな雹は生まれて初めてでした。

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野菜スープ製造工場は、田んぼに囲まれていますが、雹で田の水面が大きく弾いています。外には出れないほど、強烈な勢いで雹が降ってきました。

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大きな被害が出たのは、しらかば農園工場のある大湯地区から数キロの毛馬内地区でした。
従業員のYさん宅では、こんなに大きな雹が降り、雪が降り積もったように雹で覆われていました。

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青森県と秋田県の県境に位置する「田代平農場」では、降雹はなく、雹による農業被害は全くありませんでしたが、鹿角名産の「りんご」やきゅうり、花きなどで被害が大きかったようです。
もし、田代平農場でこんな大きな雹が降っていたら、定植したばかりの菊芋で甚大な被害が出たかと思うとゾッとします。

 

2016年6月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤

田植え

汗ばむほどの好天に恵まれた5月20日に今年の田植えを行いました。
今年で7年目を迎える「秋田県特別栽培農産物」の認可受けている「あきたこまち」です。慣行栽培の半分の農薬と化学肥料を抑えた生産基準ですが、当園では、さらに農薬カウントを減らす努力で、低農薬栽培をしています。
今回移植している苗は、育苗時に農薬を使わない「温湯消毒」をしています。

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田植え機に側条用肥料を追加している様子です。
側条用肥料とは、移植時に田植え機が苗の根本に施してくれる肥料(基肥)です。

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これが当園で使用している側条用肥料です。100%完全有機肥料です。
昨年、全国ニュースになった秋田県の会社で肥料の偽装表示事件があったこと覚えていますでしょうか。あの時は、特栽栽培米の認可が取り消しになった農家や農業法人が沢山ありました。
当園の特別栽培米も栽培記録、どんな肥料を使ったか等を再チェックされましたが、偽装肥料は使用していませんので、直ぐに再度、特別栽培農産物の認可がおりました。
使う側は成分表示を信じて使っていますし、特に特栽米での肥料成分の配合等は厳密にチェックされますので、偽装肥料を使ってしまった農家さんは怒りが込み上げてくると思います。

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田植えが終わった後は、補植作業です。
今の田植え機は、欠株がないと言いますが、苗も余っていましたので、田んぼに入り、1本苗や欠株がある場所に手で植えてゆきます。

 

 

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お天気にも恵まれて、良い田植えが出来ました(^^)

2016年6月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 兎澤