9月下旬から咲き始めた「菊芋の花」が満開になり、菊の花に似た可愛らしい花が菊芋畑一面に咲いています。
台風24号の強風で一部倒伏はあったものの、なんとか無事に咲いています。
明日(10/7)、本県を直撃する台風25号・・・小まめに土寄せし簡単には倒れないように栽培管理していますが、なんとか無事でありますように!
TEL.0186-37-4181
〒018-5421 秋田県鹿角市十和田大湯字柏木新田11-15
台風24号が通過した10/2朝 吹き返しの風や小降りの雨の中、「牛蒡葉」の取り込み作業を行いました。
当園では、「濃縮野菜スープミニ」の原材料として使われる「牛蒡の葉」。
牛蒡の葉には、抗酸化作用があると言われる「クロロゲン酸」が多く含まれ、また、お茶の主成分であるタンニンも豊富に含まれています。
クロロゲン酸は、老化の原因となる活性酸素を除去する効果があり、タンニンには、動脈硬化やコレステロール、中性脂肪抑制作用の効果が期待されています。
野菜スープのパワーアップ版「濃縮野菜スープミニ」には、野菜スープの原材料(大根、大根の葉、人参、干し椎茸、牛蒡)の他に、人参の葉と牛蒡の葉がプラスされています。
収穫を3週間後に控えた牛蒡畑で、1年分の牛蒡葉を刈り取り、ハウスで乾燥させます。
台風で葉が振り回され傷んだところは取り除き、ハウスで乾燥させました。
牛蒡の葉は、アク抜きして佃煮や炒めものにする食べ方もあるそうですよ。
野菜スープのパワーアップ版「濃縮野菜スープミニ」も是非、飲んでみて下さい。
9月下旬 菊芋の花が咲き始めました。9/26現在で、5~6分咲きくらいでしょうか・・
菊芋の背丈は3m近くに達していて、下から見上げるようにしか写真が撮れず、菊芋畑全体が見渡せないのが残念なところです。
菊芋は、その年の天候にもよりますが、当園では9月下旬頃から咲き始めます。
小さな菊に似た花を咲かせています。
台風21号で、一部の菊芋は倒伏し、根元から折れてしまいましたが、今のところ、順調に生育しています。
菊芋は花の開花後から急速に塊茎(かいけい)部が肥大化します。 その塊茎部が菊芋です。
霜が降って、茎が枯れる頃(11月中旬)が収穫時期になります。約一ヶ月半で一粒ずつ大きな菊芋になろうとしている時期です。
あとは、今週末の台風24号で倒伏被害がないように祈る思いです。
9月25より「秋大根」の収穫が始まりました!
一週間に一度(2日間)のペースで10月下旬まで収穫作業が続きます。
秋大根は昼夜の寒暖の差の大きさで肥大化が進み、丸々と太った大根が収穫されるのが特徴です。
第一回目(9/25-26)の収穫した大根は7月末に播種されたもので、7月の低温・長雨の影響があり、生育停滞気味でした。・・・予定より1週間延ばしての収穫となりました。
1日目は気温も低く、終日、今にも雨が降りそうな曇り空でしたが、大きく、肥大化した大根の抜き取りには丁度良い天候で、作業が捗りました。
大根の葉の根元を包丁でカットしている様子です。スーパーで売っているような少し大根の葉を残すような事はせず、大根の葉はハウスで干し菜にして、野菜スープの原材料になります。
二日目は天候も良く、大根堀りをしていて汗ばむくらいの陽気でした。
収穫された丸々と太った大根達です。
二日間で合計5トン近くの収量がありました。数は数えていませんが、計算でいくと4,000本程度はあります。
肌も綺麗で、ずっしりとした重みがありました。
なんと1本で2kgの重量がある大根。この位の重量があると、堀り取り時もずっしりした手応えがあります。
早速、収穫したてを試食してみましたが、瑞々しく、シャキシャキ感が強く、生サラダで食べた社員が多かったです。
味が染み込みやすく、煮物でも美味しい当園自慢の秋大根・・・来週は稲刈り・はさがけ作業の後に収穫が待っています。
今が収穫本番です!
収穫の秋が始まりました!
9月中旬より、ニンジンの収穫が始まっています。
野菜スープの原材料となるニンジン。当園で栽培する品種は、「時無五寸」。昔からある品種で、寒さ、暑さにも強く、育てやすいのが特長です。
なによりも、昔ながらの品種なので、ニンジン臭さが強い! これが野菜スープでは大切です。今流行りのニンジン嫌いの子供でも食べられる甘い品種だと野菜スープには向いていません。
いろいろな品種を試してみましたが、寒暖の差が激しく、涼しい気候の十和田高原には合っている品種です。
収穫は、ニンジン堀り取り機を使用します。ニンジンの葉を機械が掴みとり、土から抜き取ります。その後、ニンジンの葉の根元から自動で切り分け、ニンジンだけが収穫されてゆきます。
快晴での収穫作業。朝は冷え込みましたが、日中は暑かったそうです。品質・収量共に良好。2日間で3.5トンほどの収量がありました。
収穫したばかりの新鮮なニンジンを、早速次の日の仕込み(野菜スープを作るための野菜の下処理・カット作業)に使用しています。
西日本を中心に各地で甚大な被害があった台風21号。秋田県では5日の夜中に秋田沖を通過しましたが、地元鹿角でも収穫を迎えた桃やりんごが落下、大きな農業被害がありました。
当園での台風被害と言えば、平成28年8月31日の台風10号(初めて台風が東北地方の太平洋側に上陸し、岩手県宮古市の老人施設での被害が大きかった)で、菊芋が強風で倒伏したり、根元から折れてしまうなどの影響があり、収量が半分になった苦い思い出があり、今回も心配でたまりませんでした。
下の写真は、9月3日の菊芋畑の様子です。
順調に成長し、背丈は2メートルを越していました。
台風通過後の様子です。
風が強く当たった前列側の倒伏が多かったのですが、ほとんどの菊芋が倒伏した2年前の台風の時よりは倒伏する菊芋が少なく、ホッとしています。
強風に煽られ、根っこごと浮き上がっているのが分かります。
台風に備え、林に囲まれた場所で栽培しているのと、土寄せをしっかり行っていたので、倒伏被害が少なかったのかも知れません。
しかしながら、今年は台風が多い年ですので、11月の収穫まで本当に気が抜けません。
菊芋栽培では、9月末~10月初めに小さな菊のような花を咲かせ、晩秋に収穫予定です。
本日は、10月末に収穫を控えた「ゴボウ」の最後の草取りと間引き作業を行ないました。
ゴボウの葉も大きく成長し、秋田フキの大きさに近づきました。
8月は夏大根の収穫がメインでしたので、間引き作業が遅れてしまいましたが、大きな雑草も目立ってきていますので、最終的な草取りと間引きを行っています。
ゴボウが密集しているのがあれば間引きして、1本立ちしてあげます。
潜るようにして根元を確認しながら、除草したり間引きを行うので、腰に負担が掛かります。
間引きした「ゴボウ」・・・細めのゴボウとしてスーパーで見かける時もあるサイズ感です。
まだ短く、細いゴボウでも、抜くとゴボウらしい香りと若々しい柔らかさがあります。
10月末収穫予定のゴボウの間引き・草取り作業を終えると、すぐお隣の冬越しゴボウ畑の草取りに入りました。
こちらは越冬し、雪解け後に収穫する春堀りゴボウです。
年内に収穫するゴボウと比べると、成長はまだまだです。
綺麗に除草し、間引きを終えて、今期のゴボウの草取り作業は終了です。
本日(8/27)の農作業は、収穫を来月に控えた「ニンジン畑」の草取り・間引き作業です。
ニンジンもだいぶ大きくなってきました。
収穫前の最後の草取りと、密集しているニンジンの最後の間引き作業を行ないました。
「ネキリムシ」と呼ばれるニンジンやゴボウの茎を噛み切ってしまう害虫が多く発生した為、わざと間引きせず残していました。
間引きしたニンジンで大きいサイズのものは、早速、野菜スープの原材料に使用します。
サイズは小さいのですが、しっかりとしたニンジンの味がします。
当園で使用するニンジンは、「時無五寸」と言う昔ながらの品種で、ニンジン本来の風味が強い品種です。
現在多く出回っているニンジンは、ニンジン特有の臭みが少なく、甘みがあるように改良されたものですが、野菜スープの原材料にはどうもむいておらず、昔ながらのニンジンを使用しています。
第一回目のニンジンの収穫は、9月中旬を予定してます。